2019年 10月 17日 (木)

<宮本から君へ>(テレビ東京系)
夏の夜には息苦しいほど熱い池松壮亮!もがき苦しみ、恋は二の次の仕事一直線

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   新井英樹のマンガのドラマ化である。原作は1990年代の制作で、仕事に対する姿勢や人間関係など、すべてが熱い。というか、暑苦しい。暑苦しくも懐かしいスポ根ドラマのような雰囲気さえ漂う。

   池松壮亮演じる主人公・宮本浩は、文具メーカー「マルキタ」に営業マンとして入社した。営業スマイルもぎこちない宮本がもがき苦しみ、その葛藤や苦悩を経て成長していく姿を描いたドラマだ。サラリーマンが身につまされるエピソードが数々登場し、仕事からやっと解放された金曜の夜に見るのは、生々しくて辛いという意見もちらほらきこえてくる。

   逆にいえば、それほどリアルなお仕事ドラマになっている。仕事、仕事、恋、仕事と、まあそんな感じ。個人的には、金曜深夜に「孤独のグルメ」流れで「宮本から君へ」を見る流れは至福の時である。

深夜ドラマには豪華すぎる脇役たち!テレ東やるなあ

   金曜深夜のドラマなのに、出演者がまあ豪華なのである。先輩・神保役には松山ケンイチがいて、大河ドラマの主役(「平清盛」)を張った男が、テレ東の深夜ドラマの、それも脇役など、普通はありえない。その神保の友人で、一緒に会社を立ち上げる仲間の中野靖子役は蒼井優、同期・田島役は柄本時生、2人のお目付け役である上司・小田三紀彦は星田英利(元ほっしゃん。)、ライバル会社の営業マン・益戸に浅香航大、宮本が駅のホームで一目ぼれする受付嬢・甲田美沙子に華村あすか、11話には、NHK朝ドラ「ひよっこ」でブレイクの銀杏BOYZ峯田和伸も出演していた。

   見どころは、池松のテンションが高く、顔相が変わる熱い演技だ。脚本・演出を手掛けるのは「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也監督。エレファントカシマシによる主題歌「Easy Go」、エンディングMOROHA「革命」どちらもいい曲で、ドラマをもりたてる。29日(2018年6月)の最終回は必見です。(金曜深夜0時25分~)

   大熊猫

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