2024年 4月 16日 (火)

安倍昭恵夫人また「怪しいお友達」公的補助金たっぷりの保育サービス会社女社長と高級ふぐ店

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   安倍昭恵という女性は不思議な人だ。森友学園問題で籠池理事長(当時)に国有地払い下げの便宜を図ってあげたことは明々白々なのに、メディアから批判を受けても意に介さず、「いじめられている」と認識しているようだ。

   また、他人から「あなたは変態コレクターだ」といわれたことを、自ら講演で話してしまう。その彼女の変態コレクションに保育サービス業大手「ポピンズ」の中村紀子会長(69)なる人物が加わったと週刊文春が報じている。

 

   6月2日(2018年)、山口県下関市の割烹旅館「春帆楼」に昭恵が6人ほどのSPを従えて入っていった。「帝の間」で待っていたのが先の中村と森まさこ参院議員(53)だった。3月に開催された「ポピンズ」の30周年パーティで、昭恵は乾杯の音頭をとっていたそうだ。この日は中村が音頭をとり、「昭恵さんを慰める会」を名目に、3万円コースのふぐを食らい、たらふく飲む会だったという。

   週刊文春によれば、第2次安倍内閣発足後に中村と昭恵は親しくなり、毎月のように飲んでいるそうだ。当時、中村はぜひとも安倍首相に近づく必要があったというのである。 中村はテレビ朝日にアナウンサーとして入社し、結婚、出産を経て退社した。1987年に娘をベビーシッターに預けて苦労した経験から、富裕層向けのベビーシッター業を始めた。その後、保育施設運営に乗り出そうとしたが、厚生労働省の岩盤規制にぶち当たったという。

   安倍首相のほうは、アベノミクス新3本の矢として「待機児童解消加速化プラン」を打ち出す。そこで中村は安倍に近づき、岩盤規制を打ち破ろうと画策する。女性経営者の交流団体(JAFE)を再始動させ、2013年12月の発会式に安倍を呼ぶことに成功する。16年4月にはJAFEのセミナーで昭恵が講演している。

 

   中村の目論みは、認可保育園の場合、職員は全員保育士資格を持っていなければならないのだが、この規制を緩和して、保育士不足で進まなかった保育施設の増設を進め、国や自治体から手厚い補助金給付を受けられないかというものだ。

 

   そこで中村が頼りにしたのが、加計学園獣医学部設立問題でも出てきた「官邸主導の国家戦略特区制度の活用」(週刊文春)だった。要は、保育士の代わりに幼稚園教諭や小学校教諭の資格を持つ人間も認めてほしいというものである。

   厚労省関係者はこう疑問を呈している。「中村さんの主張は、自分が運営する保育所増設のために、規制緩和して欲しいと主張しているようなもので、保育の質の確保は二の次に見えます。陳情にも来られましたが、厚労省相手では埒が明かないから、政治の力を頼りに内閣府で特区提案をしたのでしょう」

 

   結果からいえば、中村の望み通りに、16年から規制が緩和されたのである。そのおかげで「ポピンズ」は120施設を増設し、全国で220カ所の保育施設を運営し、約70億円だった売り上げを、17年度には約140億円に増やしているという。

 

   その収入の半分が国や自治体からの補助金によるものだが、週刊文春の調べによれば、国は保育所の経営実態調査などから、人件費を70%と想定して補助金を支給しているのだが、「ポピンズ」運営の認可保育所の保育士人件費率は平均50%(16年度)程度しかないそうである。

 

   中村の経営の私物化についてはここで触れないが、週刊文春がいう通り、<国家戦略特区には莫大な公金が投入される。首相夫人が規制緩和のメリットを享受する利害関係者と"お友だち"付き合いをしていては、その選定過程に疑念が生じることは加計学園の例からも明らかだ>

   昭恵には人間として大事な何かが欠落している。そう思わざるを得ない。

「市販薬特集」って広告宣伝?読んでみても何を飲んだらいいかわからなくなるだけ

 

   このところ週刊ポストと週刊現代は薬についての特集が多い。これを読んでいると何を飲んでいいのかわからなくなる。今週の週刊ポストは、薬は発売後に副作用が見つかると、その旨を説明したものを同封しなくてはいけないのだが、それが徹底されていないと報じている。

   私もよく飲んでいるロキソニンは、口、手足のしびれ、蕁麻疹、冷や汗が初期症状で、次第に脈が弱くなり、急激に血圧が低下し、放置するとチアノーゼ反応が出たり、意識を失う場合があるという。大変な副作用だが、私は長年飲んでいるが、そうした症状は出たことがない。

   これも飲んでいる糖尿病の薬ジャヌビアは、身体にアザができたり、出血が止まらなくなる。ケガをしていないのに出血したり、全身に赤い水膨れができるそうである。

   たしかに、体力や免疫力が低下している高齢者が飲むと危険なものもあるようだ。医者なり薬剤師が渡すとき、注意を喚起するべきであるが、市販薬だと何の説明もないまま購入できてしまう。ただ、週刊ポストも書いているように、<医薬品はリスクを上回る利益がある場合に使用される>のだから、あまり神経質になる必要がどれだけあるのかという疑問はある。

   週刊現代は、医者が使用している健康食品やサプリを、製品名と社名をあげて紹介している。たとえば、血液をサラサラにするナットウキナーゼは「エヌケイシーピー」(大和薬品)、「ナチュラルスーパーキナーゼⅡ」(日本生物科学研究所)、DHA・EPAは「大正DHA・EPA」(大正製薬)、「きなり」(さくらの森)、「コスモDHA500」(ダイトー水産)というようにである。これって宣伝費に換算したらかなりの額になるだろう。週刊現代は各社を回って宣伝費を徴収したらいいと思う。

   グルコサミンやコンドロイチンは、医者たちの多くが「効果がない」といっているから一つも出ていないが、ここで紹介している健康食品やサプリでも、はっきりした効能が分かっていないものが多くあるはずだ。こうした特集に、私は懐疑的である。よってこれ以上紹介はしない。

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