2019年 3月 26日 (火)

内野聖陽いなかったらどうなっていたことやら・・・ご都合主義に笑い、極端な設定に閉口したが、偏屈渡海の心が溶けてよかった
<ブラックペアン 最終回>(TBS系)

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   最終回になってやっと面白くなった。それまでは、ヒステリックに日本心臓外科学会の理事長を狙う帝華大学病院外科教授の西崎(市川猿之助)と、彼がスナイプ使いの講師・高階(小泉孝太郎)を送り込んだ東城大学医学部付属病院の外科教授・佐伯清剛(内野聖陽)との丁々発止と、スナイプが上手くいかない時に、毒舌吐きながら手術を成功させる外科医の渡海征四郎(二宮和也)のワンパターンの図式ばかりだった。最終回にやっと渡海と彼の父と佐伯との、かつての確執と成り行きが描かれて、偏屈渡海の心が溶ける。

   それにしても、死ぬか生きるかの心臓手術をしたばかりの佐伯が、車椅子とはいえ、秘密にしていたブラックペアン置忘れ(?)の患者の手術現場に現れたり、渡海に過去を語ったり。あるいは理事長選で現場にいない佐伯の代わりに、医学雑誌の編集長(加藤浩次)が佐伯の推薦演説に熱弁をふるったり。どうにもご都合主義で笑ってしまったが、「医は仁」を地でいった渡海の父親の生き方を知り、ひねくれて氷のような渡海の心に温かさが戻る場面はよかった。

   新人医師の世良(竹内涼真)や看護師の花房(葵わかな)に真っ当な常識をもたせ、他は曲者だらけの医局という描き方は極端で閉口した。演技下手な治験コーディネーター(加藤綾子)もいらなかった。内野聖陽の達者な演技が唯一物語に幅を持たせた。二宮の片腕看護師・猫田(水谷豊の娘、趣里)は二世のご愛敬止まりである。(放送2018年6月24日21時~)

   (黄蘭)

採点:1

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