2024年 4月 26日 (金)

命の危険!「記録的短時間大雨」8日まで続く!直ちに避難してください

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   普段は川底が見える京都・加茂川が、激しい雨で遊歩道も飲み込んで、四条大橋の橋げたに迫る勢いだ。流木がドンと橋脚にぶつかる鈍い音がする。キロクアメが迫っているという。

   この夏の気象がおかしい。関東甲信越は観測史上最も早い梅雨明けとなった。東京では10日連続で真夏日となり、台風7号と太平洋高気圧に挟まれた梅雨前線が、梅雨がないはずの北海道に大雨を降らせ、河川があちこちで氾濫している。西日本を中心にキロクアメがすでに15回を数える。

   キロクアメとは記録的短時間大雨情報のことだ。昨年(2017年)、死者40人、不明2人を出した北九州豪雨では、24時間にキロクアメが19回も発生して、1時間に129ミリという凄まじい雨が降った。集中的な雨は行き所がなくなり、穏やかな河川が牙をむく。

気象庁のHPで最新情報チェック

   どう身を守ったらいいのか。気象庁のホームページには、自分が置かれた危険度を判断できるデータが配信されている。「洪水警報の危険度分布」は、全国約2万の河川の危険度がリアルタイムで出ている。生中継されたいた加茂川は氾濫警戒、その西の淀川水系は氾濫危険とあった。

   15時間先までわかる「降水短時間予報」もある。四条大橋のたもとで、リポーターが実際に端末でチェックする。現在地ボタンを押すと加茂川あたりに印が入った地図が表示され、現在の雨量は20ミリ以上を示す黄色だ。時間ボタンを動かすと、3時間後にはやや少ない青色になるが、6時間後にはまた黄色に変わる。避難の目安になるわけだ。

   他にも、「雨雲の動き」「土砂災害の危険度」「浸水害の危険度分布」などさまざまな指標がわかりやすく出ている。気象予報士の渡辺蘭さんは「便利ツールを大いに活用してください」という。今回の雨は8日(2018年7月)の日曜日まで長く続くので、注意が必要です」と注意を呼びかけた。

文   ヤンヤン
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