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タイの洞窟の少年4人が無地戻った! 残り9人の救出作業が始まる

   タイ北部チェンライ県の洞窟に閉じ込められていた少年ら13人のうち4人が、8日(2018年7月)夜救出された。不明から16日ぶりだった。4人は病院に搬送されたが、元気だという。残りの少年らの救出作業は、今日9日午前11時から行われるが、用意した酸素ボンベの残量が不足しており、見通しは立っていない。

一か所1人がやっと通り抜けられる狭い場所が

   救出チームの責任者の発表では、救出作業は少年1人に救助隊員2人で、酸素マスクをかぶせた少年を抱えるようにして行なわれた。救助隊員はタイ海軍と外国からの応援の18人のチームが当たった。

   救出には、地上から穴を開ける方法もあったが、当局は水没した洞窟を潜水して戻る方法を採った。ただ、一か所1人がやっと通り抜けられる狭い場所があり、慣れない少年たちをどのように通すか、また、5キロの距離に何時間かかるかも問題だった。

   しかし救出チームは、少年たちにフルフェイスのマスクを着用させることで、問題をクリアしたらしい。日本洞窟学会の後藤聰さんは、「普通の潜水で使うマウスピースは訓練が必要だが、フルフェイスマスクは、普通の状態で呼吸ができる。耳抜きを練習すれば大丈夫」という。

   MCの国分太一「残り9人もこのままいってほしい」

   真矢ミキ「救出チームの一人が亡くなられたのが残念でしたけどね」

   スタジオに、狭くなっている部分の模型を作っていた。72センチ×38センチだ。酸素ボンベを背負っていては通れない。抱えても無理。結局ボンベを前に持って進むしかない。しかも、少年の分も持たないといけない。救助隊員は、往復10キロの重労働だ。