2024年 3月 28日 (木)

「包丁王子」相葉雅紀が「寿司処相葉亭」の開店を目指すも 自慢の包丁さばきがこっぱみじんに砕け散って...

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   「相葉マナブ」(2018年7月15日夜6時~・テレビ朝日系) 「包丁王子 江戸前寿司を握る!大洗編」を放送。包丁王子こと嵐の相葉雅紀が今回から「寿司処相葉亭」の開店を目指す。人前に出せるレベルに達しているかどうか、厳しく判定してもらう。ジャッジを下すのは、高級寿司店「銀座 久兵衛」本店の三代目若旦那今田景久さん。100点満点で70点以上なら、合格だ。

   「そば処相葉亭」に嵐の櫻井翔が来店した際、相葉は打ち立てそばだけでなくかつお節から手作りするこだわりを見せ、そば好き櫻井を大いにうならせた。「寿司処相葉亭」では、完璧な腕前を披露したい、と夢をふくらます。もっとも、事務所の大先輩東山紀之が来店したら、「僕はすぐ電話して、出前取ります」とはやくも白旗。大丈夫か?

   大洗名物クロアワビ、高級魚アイナメ、今が旬のマコガレイに挑戦。若旦那は冒頭で「今日はちょっと難しいと思います」と予告。その言葉通り、これまでの常勝ムードがこっぱみじんに砕け散る連戦連敗となった。

   まずはクロアワビの握り。生身を殻からはずしていく。「ちょっと取りはずしちゃえば、簡単そう」と軽口を叩く相葉に、「これはおそらく失敗するパターン」とアンジャッシュの渡部建が予想。相葉は殻外しで苦戦、肝取りで「肝出ちゃう、肝出ちゃう」とパニックに陥ってしまう。

マイ包丁を持ち、「筋がいい」と散々おだてられてきたツケが...

   今田さんに波切りのお手本を見せてもらい、挑戦。「タコの時にやってんだよね。しかも高得点をいただいたんですよ」と自信満々な相葉。お手本を試食、「うん、これこれ。思ったより、シャリ柔らか目です」とじっくり味わう余裕までみせる。すべりやすいネタなので、崩れないようつかんでひっくり返して出来上がり。「今田さんのより厚いかも」「(ネタの)見た目的には、ちょっと不恰好か」とうまくいかなかった様子。案の定判定は「50点」と超辛口だ。

   お次はアイナメの握り。身が柔らかいので、細心の注意が必要だ。「あんまり力入れられないな。身が軟らかいのに、皮が硬い」と観察力は抜群ながら、「わかっちゃいるが、できない」とジレンマを抱えてしまう。前回コチの皮を剥いだ時に身が大量に残った失敗が頭から離れないようだ。「やっぱり軟らかいよな」と苦心さんたんのあげく完成。いつもより丁寧に作業しながらも、シャリが硬くならないようリズム良く握るなど注意点を忘れない。だが、評価は「60点」。握りは良かったが切り付けが薄いとのこと。「けっこう審査基準が厳しいんだよな」と弱音を吐くと、今田さんが「こればっかりは、経験しかない」と千里の道も1歩からと戒める。

   最後は、難易度星4つのマコガレイ。5枚におろすお手本の作業を見て、「いやー、きれい」と絶賛するが、見るとやるとでは大違い。「いやー、これは無理だ」「5枚おろしは難しいわ」「うわー、やっべえ、これ」と続けざまにSOS発信。柔らかい身がボロボロになり、皮をそぎ落とし損ね、ちぎれてしまう。相葉は「あー」と言ったきり絶句。

   再挑戦するも、度重なる失敗に心折れたためか、「いやー、ちょっと自信ないな」とボソッ。点数は合格ラインまであと1歩及ばずの「65点」。「あー」と残念がる相葉。握りは合格ラインだったが、5枚おろしのぎこちなさがマイナスとなった。人前で寿司を握って出す以上、所作も重要な判定ポイントとのこと。1品もOKが出ない残念な結果に、相葉は「ちょっと、ごめん。(寿司)店出すのに、切りつけなしでいこう」とズルを提案する始末。

   相葉がマイ包丁を持つほどのめり込んだのも、筋がいいと散々おだてられてきたから。だが、今回は番組の企画とはいえ、店を出すと宣言した以上、生半可なものでは許されない。やればできるとおだてられ、褒められては成長して、ここまでたどり着いた相葉。腐ることなく精進してほしい。

知央

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