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「子供つくらないLGBTに税金使うな」杉田水脈議員の暴論擁護する自民党は人権感覚ゼロ

   自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(51)=比例中国ブロック選出=が性的少数者(LGBT)を「子どもを作らないから生産性がない」と月刊誌「新潮45」に寄稿し、物議をかもしている。杉田議員は「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるのか」と主張し、自民党の先輩議員から励ましの声をかけられたとツイッターに投稿している。

   二階幹事長は24日(2018年7月)の会見で、「人それぞれ、政治的立場も人生観もいろいろある」となにやら擁護するようなコメントだった。

子どもいない夫婦も「生産性なし」か...

   司会の羽鳥慎一「杉田氏のは、主義というより差別的発言です」

   杉田議員の事務所は、殺害予告メールが来て警察に届けたのでコメントできないという。投稿は削除したそうだ。

   高木美保(タレント)「(LGBTの人も)みんなが納税者なのに、差別を助長する発言ですよね」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「憲法は誰にもはじめから人権を認めるが、自民党はこれを否定し、国家が(役に立つと)認めた人だけに人権があるという考えなのでしょうかね。夫婦の10%は子がいないのだから、LGBTだけでなく、根深い問題です」