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「避難所に泊めろ」豪雨ボランティアの町議ごり押し!宿泊は被災者だけ

   岡山県の豪雨被災地のボランティアに出かけた高知県大豊町の三谷幸一郎・町議(65)が、避難所でトラブルを起こしひんしゅくを買った。三谷町議は先月18日(2018年)、真備町を訪れ、ボランティア活動を行ったのち、住民の避難所の小学校に宿泊させてほしいと言ってきた。

   校長が避難者以外は宿泊できないと断ると、缶ビール1本を飲んだあと、ふたたび小学校を訪れ、今度は被災していない民家を宿泊場所として紹介するよう求め、約40分にわたる押し問答となった。

   結局、校舎2階の廊下で宿泊することを許されたという。

支援活動は自己完結が原則

   三谷町議は11~13日に真備町を訪れた際には、避難者の好意で避難所に泊めてもらったため、今回も宿泊を迫ったといい、「騒ぎになって情けない。反省している」などと話している。

   宮崎哲弥(評論家)「町議がゴミの撤去作業のボランティアをされたのはすばらしいことだが、だからといって、泊めてくれてくれというのは、避難所施設をなんだと思ってるのか。一般のボランティアの方には自己完結ということを要請しているわけですよね。そういう観点から、非常に不適切だと考えざるをえませんね」

似顔絵 池田マコト