2019年 10月 22日 (火)

またひとつ芝居が上手くなった石原さとみ・・・啖呵きるときの立ち居振る舞いと滑舌すばらしい
<高嶺の花 第1回~第3回>(日本テレビ系)

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   何年たっても野島は野島だ。脚本の野島伸司のことである。第1回は美しく劇的な出だしで「おおーっ」と思ったが、回を重ねるごとに「ああ、やっぱり野島だ」と、エキセントリックな転がし方が露出してきてがっかりである。「高校教師」の頃から変わってないナ。

   華道家の月島市松(小日向文正)には娘が2人、姉のもも(石原さとみ)は美人で才能豊か、腹違いの妹・なな(芳根京子)は美人で優しいが才能はイマイチ。後妻のルリ子(戸田菜緒)はななを後継者にしようと、新興流派の華道家・宇都宮龍一(千葉雄大)と情を通じて画策している。ももは、結婚式の当日に新夫の吉池(三浦貴大)から酷い裏切りに遭い、与太った先で自転車屋の風間直人(峯田和伸)と出会う。格差コンビの始まりである。

   バーホステスと間違えられたももの早口セリフも見事であるが、華道家の月島ももとして啖呵をきる時の石原さとみの立ち居振る舞いと滑舌は素晴らしい。この人はだんだん上手くなる。相手の自転車屋、風間の峯田は、朝ドラ「ひよっこ」で、オカッパ頭のブスおじさんとして時々田圃の中をバイクで走ってきたオッサン。NHKの威力は甚大で、イケメンでもないのに石原さとみの相手役とは!

    野島のストーリーテラーぶりの片鱗は、風間が介護していた亡母(十朱幸代)に、格言を使わせ、ちゃっかり高齢者の客も引き込もうとしている所だ。どろどろの跡目争いを見物する楽しみはある。(放送2018年7月25日22時~)

   (黄蘭)

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