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山根会長 生出演!「村田諒太は生意気だよ!金メダルも私が取らせてやったもの」

   日本ボクシング連盟の山根明終身名誉会長が生出演したのだが、当初の予定の9時からが大幅に遅れて、9時40分からとなった。司会の加藤浩次はやきもきし、「時間内なら待ちます。ちょっとでもいいからやりたいですね」と言っている中で、登場した。

   山根会長は出された告発状に猛烈に反発した。加藤が、村田諒太選手が「もう悪しき古き人は引退すべき」と言ったことに触れると、「生意気だよ!」と激高。村田は1人の力ではメダルをとれなかったと、過去のいきさつを話し始めた。

   「村田が世界選手権の前に韓国で開かれたアジア選手権に出場した時に、1回戦でボロボロの戦いをした。監督に『こんな選手は日本の恥なので使うべきではない』と言われ、私もそう思った。しかし、帰国してから、村田は精神的に暗示を与えたら強い選手になるので、もう1回チャンスを与えようと考え直した。監督との約束を破って世界選手権の代表に入れたんだ」

   ロンドンオリンピックの金メダルも、自分がかつて国際ボクシング連盟(AIBA)の常務理事を務めていたおかげだという。「1回戦で勝った後、AIBAの専門委員から、村田のボクシングは反則であると言われて、『村田からそれをとったら試合ができなくなる。反則じゃない。あなたの力でそれを通してくれ』と伝え、反則ではなくしてくれたのだ」と、身振りを加えて説明した。

「元暴力団組長が脅してきたからテレビでしゃべることにした」

   進退については、「考えていません。連盟には何の落ち度もありません。では、なぜ私はテレビに出たか。理由があります」と声を荒げ、こんなことを言い出した。「元暴力団組長がきのう2日(2018年8月)、私の知人を呼んで、3日以内に(山根は)引退しないと、過去をばらすぞと脅迫を受けたので、私は立ち上がったんです」

   残念ながら、ここで放送時間終了。暴力団がらみに疑念は広がってきた。