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「台風当たり年」今週に入って連日発生!週明けには19号が接近・上陸

   台風の当たり年なのか。きのう16日(2018年8月)には熱帯低気圧が19号に変わり、これで5日連続の発生となった。こんなことは1951年の観測開始以来初めてだ。19号は発達しながら北上中で、来週火曜から水曜にかけて東海から奄美大島の間に接近・上陸する可能性が高い。

   司会の小倉智昭「もう19号なんですね」

   気象予報士の天達武史「普通なら9月下旬の数です」

   8月の台風発生数は、平年は5・9だが、今年は8月半ばのきょう17日までですでに7個。過去最多の10個を上回るのは確実という。

南海上の海水温下がらず日本列島めざして北上

   天達「台風は北緯5度から15度あたりの海域で発生し、例年ならば北側に高気圧があるので西へ西へと向かうのですが、今年は高気圧の張り出しが弱く、すぐに北上しています。そのため、発生エリアの海水温が下がらず、新しい台風が次々と発生しています」

   19号のすぐ隣にも「台風のたまご」がすでにある。「週末から海に影響が出ます。台風が秋雨前線を刺激することも考えられるので、大雨の警戒が必要です」(天達)