2019年 11月 19日 (火)

仲村トオル「滑舌の悪さ」かえって味!非情になれない企業再建屋似合ってる・・・テレ東らしい企業ドラマに期待
<ラストチャンス 再生請負人 第5回>(テレビ東京系)

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   ドラマBizという枠は、経済に強いテレビ東京らしく、経済界のドラマ一直線を狙っている。この前も視聴率はあまり良くなかったが、「ヘッドハンター」を主人公にしてわりに新鮮なものを作った。今回も経済問題まみれの内容だ。銀行が合併して立場がなくなった樫村徹夫(仲村トオル)は、デリシャス・フードという飲食フランチャイズ会社の再建のために、あえてCFO(財務)に転身する。

   同期だった宮内亮(椎名桔平)はコンサルタントになっている。第5回は業績悪化が伝わり、株価が下がって危うくなる中で、倒産をおそれたフランチャイズのオーナーたちが怒って押しかけてくる話だ。一方、傘下のレストランの中には、従業員たちが新しいメニューを考案したり、一致団結して頑張る店もあり、樫村は従業員の家族たちを路頭に迷わせることは出来ないと悩む。

   樫村は妻(長谷川京子)や子供への対応の仕方を見ても、人情豊かな男で、赤字店の整理についても宮内から「甘い」と非難される。

   「再生請負人」がこんな人情家で大丈夫なのかい?と心配になるくらいだ。主人公があまりに非情な男では共感を得られないから、作り手としては難しいのだ。ただ、仲村トオルのお世辞にも滑舌がいいとは言えない演技が、かえって訥々として非情になれないジレンマを伝えていて儲けものである。斬ったはったのサスペンスものだらけの連ドラの中で、企業もの命のドラマもあっていい。(放送2018年8月13日22時~)

   (黄蘭)

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