2019年 6月 26日 (水)

母親は自殺未遂繰り返し、自分はリストカット・・・精神疾患の親持つ子ども助けたい!

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   うつ病や統合失調症など精神疾患に悩む患者の数は392万人にのぼる。リポーターの馬場典子アナウンサーは「本人ももちろん大変ですが、きょう(2018年8月30日)は精神疾患のある親と暮らす子どもたちの問題について考えていきます」と提起した。

   精神疾患の親を持つ子どもの約6割が、成人した後にうつ病や不安障害になる可能性が高いという調査結果がある。母親が精神疾患のやよいさん(30)も、最もつらい時期はリストカットをしたこともあった。

   やよいさんの母親がうつ病の診断を受けたのは、やよいさんが小学5年生の時だった。大量の薬を飲んだり、体を傷付けたりして、自殺未遂を何度も繰り返していた。やよいさんは「自分が悪いことをしているせいで母がつらい思いをしているんじゃないかと思っていたので、また死にたいと思わせちゃって、私はなにか悪いことしたかなと思っていました」と振り返る。

ご近所も気付いてほしい「子どもが回覧板回してくるようになったら・・・」

   そうした子たちたちの支えになるのは周囲の大人の存在だ。やよいさんの場合は、中学3年の時の担任の教師が救いになった。3年間気にかけてくれた教師で、初めて母の状況や自分の正直な思いを明かせた。

   その教師に「あなたはあなたの人生を歩んでいいのよ」と言われ、やよいさんは中学卒業と同時に母親と離れることを決めた。児童相談所の職員と相談し、児童養護施設に自分の意志で入った。

   母のケアは保健師など地域の福祉サービスを利用した。プロの手を借りることで母を冷静に見られるようになり、心に余裕が生まれて、母と楽に付き合えるようになったという。

   精神疾患を患う親を持つ子どもに早く気付くためにはどうしたらいいのか。大阪大学大学院の蔭山正子准教授はこう説明する。「子どもは必死に普通の家庭のように見せるので、気付くのは難しいです。ただ、回覧板を子どもが回すようになった、家に電話しても親が出ていたのが子どもが出るようになったなど、小さな変化ですが、気付くポイントはあります。

   聞くことも大事ですが、今まで人に甘えたり相談したりしてこなかった子どもたちなので、何回も気にかけてあげて、『あなたのことを心配しているんだよ』というメッセージを出し続けていただきたいと思います」

   子どもが相談する窓口としては、市区町村の児童福祉関係の窓口や保健所、18歳以下の子供向けの電話相談「チャイルドライン」(0120-99-7777)などがある。通話料は無料で、携帯電話からも利用できる。

博多大吉キャスター「大人は気付いて、聞いてあげたいですけど、簡単に気付けなかったり聞けなかったりするので、実際に苦しんでいる子どもはチャイルドラインなどを利用していただきたいと思います」

文   ピコ花子
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