2024年 4月 25日 (木)

「これからの体操界はどうすべきか」視聴者700人に聞いた 意外に多かった塚原夫妻擁護論のワケ

   日本体操協会はきのう10日(2018年9月)、塚原千恵子・女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)の職務を一時停止した。宮川紗江選手(19)から告発されたパワハラ問題について第三者委員会で調査し、その結論を受けて最終決定するまでの措置だ。宮川選手と塚原夫妻の言い分はいまも平行線だ。「ビビット」は視聴者700人に「これからの体操界はどうすべきか」聞いた。

「速水元コーチのハンパない暴力が悪い」との声も

   塚原夫妻については「はじめに(パワハラを)全否定して、そのあと謝罪するといった。謝罪するつもりでいるなら、最初から否定することはなかったのに」(40代女性)、「自分たちは悪くないみたいな感じで言っていたけど、それは違うと思うな。責任は夫妻にあると思う」(20代女性)と批判が多い。

   一方で、塚原夫妻に理解を示す人もいる。「宮川選手があそこまでひどい暴力をされても、速水佑人コーチをかばうような関係を、引き離そうとした意図は仕方ないのかなと思う」(20代女性)

   速水コーチの暴力については「憎らしく叩いているのではない。けがをさせたくないからやっているんだ。一歩間違えば、2度と選手に戻れない体になっちゃう」(70代の男性)という人もいたが、少年野球の監督(70代)は「暴力は絶対ダメ、あのコーチは非常に問題があると思います」と断言した。

   周囲の人がなぜ早く指摘しなかったのか、と意見もあった。「それは体罰じゃないの、と周りが止めておけば、こんな大ごとにはならなかった」(50代女性)。

   もっとも多かったのは体操協会に対する厳しい意見だ。「職場と協会が似ている。同じ人が長いことをやっていると、大した人でなくても権力を手にします」(70代女性)」、「あと2年でオリンピックなのに、あれだけ頑張ってきた子どもたちを潰したくない。大事に育てるのが協会でしょう」(70代女性)

   体操協会、変わることはできるのか。

   一ツ石

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