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「ブリーフ裁判官」最高裁審問に反論!「私人としてやってる。これからもSNS発信」

   「自分の下着姿など不適切な内容をネット上に投稿していた現役の裁判官が、懲戒処分を申し立てられ、反論の会見を開きました」

   水ト麻美キャスターがこう言って見せたのは、ツイッターに投稿されたという上半身裸、からだに密着したブリーフ姿の写真だった。東京高等裁判所の岡口基一裁判官で、こうした投稿を繰り返しているため、2回にわたり厳重注意を受け、「ブリーフ裁判官」を呼ばれている。

「ツイートを普通にしただけ。法治国家としてあり得ない」

   懲戒処分を申し立てられたのはブリーフ姿ではなく、裁判官と分かるような形で東京高裁の判決に個人的な感想を書き込んだことだった。岡口裁判官は裁判官の免官、懲戒に関する分限裁判にかけられ、11日(2018年9月)に最高裁判所の審問のあと会見を開いた。

   会見では「薄弱な証拠で戒告処分をしてしまう可能性があって、法治国家としてあり得ない」「ツイートを私は普通にしただけなのに、なぜ今、ここにいるのか、私自身わからない。今回の表現ごときで処分しちゃうと、明らかに他の表現でも(処分)できちゃう。今回にツイートは裁判官であることを名乗らずにやっていて、私人としてやっているんです」と反論し、今後もSNSで発信していくという。

   いっそ、会見もブリーフ姿でやってみたらよかった。