殺処分ゼロ掲げながら「ピースワンコ」悲惨な実態!子犬食べてしまう餓死寸前の収容犬たち
チコちゃんに聞きたい!「妻に死なれると夫は早死なのに、夫に先立たれた妻はなぜ長生きなの」
NHK総合で、金曜日の19時57分から放送している「チコちゃんに叱られる!」の視聴率がいい。2・5頭身の着ぐるみチコが、大人には浮かびにくいシンプルな質問を投げかけ、答えられないと、頭から湯気を出しつつ「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と言う、決め台詞が受けているという。
チコの首から下は着ぐるみで、顔だけは後からCGでつくるのだそうである。週刊文春を読んでいて、この番組が受けるのは、質問がなるほどと思わせるものが多いからであろう。これまでの疑問のベスト3は、こういうものだ。「人と別れるときに手を振るのはなぜ?」「鏡にはなぜ左右逆に映るのか?」。そしてこれはうまいと思ったのが、「親と一緒に暮らせる残り時間は?」という質問。
盆暮れで1年に1度しか親に会わないとすると、おおざっぱにいうと、親の寿命があと10年なら、あと10日しかない。高校を卒業して、親元を巣立ったら、一緒の時間の73%は終わっている。目の前にあるものが大切に思えたり、心に刺さったりする気づきを、視聴者に提供したいと、フジテレビから制作会社に出向していて、この番組を考えた小松純也プロデューサーが話している。
素朴な疑問か? 妻に死なれると夫は早く死ぬのに、夫に先立たれた妻はなぜ長生きなのか。俳優の津川雅彦(享年78)も、妻の朝丘雪路(享年82)が亡くなってから、わずか3か月余りで後を追ってしまった。津川は、朝丘の亡くなった会見で、「先に死んでくれたことも含めて感謝だらけです」といった。
週刊現代によると、認知症が進んで、津川を「あら、社長」といったこともあるという。毎日、あいさつ代わりのキスを日課にしていたそうだ。
津川の心残りは娘の真由子で、俳優の友山裕之と恋仲だったが、俳優の厳しさを知り尽くしていた津川は、「大成していない俳優との結婚は許さなかった」そうである。だが、自分が亡くなった後、娘を一人にはしておけないと、朝丘の四九日を待って、入籍させたという。
津川には愛犬が2匹いた。とりわけ老犬のほうを気にかけていたそうだ。
生前、津川は大きな借金を抱え、朝丘の自宅を売ってそれに当てた。女遊びも半端ではなかったという。晩年はお互いがいたわり合いながら、いい夫婦であったようだ。