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「民間初の月周回旅行」ZOZOTOWN前澤友作社長が全9席予約!世界的アーチスト招待

   アメリカのベンチャー企業「スペースX」は、2023年の実現を目指している民間初の月周回旅行の乗客に、通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する前澤友作社長を選んだ。前澤社長は宇宙船の座席9席すべてを予約した。

   前澤社長は「子どものころからずっと月が好きでした。月はいつも人類に着想を与えてきました。だから、月を間近に見るこの機会を私は逃さないつもりです」と語った。

催行のスペースX社「前澤氏は手付金を払ってくれています」

   購入金額は明らかにされなかったが、スペースXのイーコン・マスクCEOは「この計画には50億ドル(約5600億円)近い額がかかる。前澤氏はすでに手付金を払ってくれています。ロケット開発に十分貢献してもらうほどの金額です」と話した。現地メディアによると、前澤社長は100億円以上を支払ったともいう。

   この月旅行は、スペースXが開発中の宇宙船BFR(ビッグ・ファルコン・ロケット)で1週間かけて月を回って帰ってくるという計画だ。BFRは全長100メートル、直径9メートルの大型ロケットで、打ち上げ後に1段目を分離し、軌道上をマッハ25のスピードで飛び続け、月を目指すという。

「月は時代を超えて私たちの想像力をかき立ててきた」

   前澤社長は最大8人のアーティストを同行させる予定だ。その理由について、「帰還後に作品を生み出してもらうため。月は時代を超えて私たちの想像力をかき立ててきた」「世界の平和にも貢献したい」などと語った。

   司会の羽鳥慎一「スケールが違いすぎますね」

   前澤社長を取材したことのある「ビジネスインサイダージャパン」の滝川麻衣子記者は「前澤さんは目がキラキラして、少年のような夢を失わない経営者。だから月の話も違和感はありませんでした」と話す。

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「前澤さんの名前は噂で上がっていましたが、まさか買い占めるとは思いませんでした」