2019年 1月 18日 (金)

かゆいところに手が届いてない週刊現代・週刊ポスト「実用記事」本当に役立つ情報少ない

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   週刊現代と週刊ポストは合併号明けで、きょう21日(2018年9月)発売である。朝刊の週刊ポストの広告を見てびっくりした方もいるのではないか。総裁選で自民党の反乱分子が73人と書いてあったのだ。週刊ポストの情報力は凄いと読んでみたら、本文は「反乱分子は50人」。きのうの総裁選の結果を見て、新聞広告を手直ししたのだ。

   だが、雑誌は作ったら終わりではなく、こういったきめ細かいフォローが大事なこというまでもない。私も現役編集長時代は、こうした手直しをよくやった。内容と違えるのはいかがなものかという批判もあるだろう。

   新聞広告を見ても買わない人がほとんどだから、週刊ポストが73人と予測していた、すごいねとその人の頭の中に残るかもしれない。まずは週刊ポストの気配りに◎である。

   次回で詳しく触れるが、週刊現代の目玉特集は「大地震 その時何が起きて、どうすべきか」。震度6で倒壊する、あなたの町の危ないビルというのもあるが、私のような年寄りにとっては、自分の住んでいる家やマンションの耐震をどうして強化するかという方が切実だ。

   先日、テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見ていたら、地震に負けない! 革新技術というテーマの中で、画期的な丈夫で軽いワイヤーを使って耐震補強をするという会社を紹介していた。築50年の木造建築でも、それを使えば数日ででき、しかもすこぶる安いのである。こうした「役に立つ情報」をもっと入れないと、買ってくれないと思うのだが。

   「寝たきりの老親にその薬は必要ですか。断る勇気があなたの家族の命を救う」。その通りだが、実際は難しいのではないか。「お彼岸特別企画 あの有名人が眠る墓」も首を傾げる。自分の両親の墓参りもしないのに、有名人の墓巡りをしてどうするのか。罰が当たりますよ。

   週刊ポストも似たり寄ったり。「心臓発作 危機は突然襲ってくる」。それはそうだが、今からバナナやほうれん草、オリーブオイルを大量にとっても間に合うまい。

   「ヨシノブ続投で本当にいいんですか?」。巨人の高橋監督の続投が決まったようだが、あの戦力では誰がやっても同じだろう。ダメ外国人を何人獲るよりも、いっそ、外国人や阿部、坂本を放出して、200億円出して大谷翔平を呼んだらいい。

   まあ、今の読売新聞の上層部を一掃するほうが、巨人軍再生の早道かもしれない。というわけで、この続きはまた来週。

「安室奈美恵」早くも復帰説!2020年東京五輪に合わせて新曲

   樹木希林が亡くなってしまった。演技上手というより、どっしりとした存在感のある女優だった。ロック歌手の内田裕也(78)とは長年、別居結婚だった。フジテレビのザ・ノンフィクションで内田のドキュメントをやっていたのを見たが、素顔はやんちゃで憎めない人間のようだ。

   樹木は、内田の『朝日のあたる家』が好きだといっていた。アメリカの古いフォークソングで、母さんよ、子供にいってやってくれ、オレがしたようなバカなことをするなと、そう歌ったアニマルズのバージョンが大ヒットした。東京五輪の年だった。

   その番組の中でだったと思うが、内田が、「不良をずっとやり続けるのは大変なんだ」と漏らしていた。20日に内田が妻の死について談話を発表した。「最期は穏やかな綺麗な顔でした。啓子(本名は内田啓子)、今までありがとう。人を助け 人のために祈り 人に尽くしてきたので 天国に召されると思う。おつかれ様。安らかに眠ってください。見事な女性でした」

   映画『モリのいる場所』で初共演した山崎努は、「彼女の演技は独特で、誰も真似はできない。あの人がいなくなったら、あの演技はおしまい」と週刊文春で語っている。

   悠木千帆という芸名を2万200円でオークションに売ったり、ドラマの打ち上げで、プロデューサーがいる前で若い女優との不倫をバラしたりと、破天荒に見えた樹木だったが、スキャンダルも含めて俳優は隠し事をしないという信念があったのだろう。生き方すべてに腹がすわっていた女性だった。

   安室奈美恵フィーバーがようやく終わった。これからはひっそりと暮らすのかと思っていたら、FLASHは早くも安室は復帰すると報じている。<「安室の復帰の可能性は、と問われれば、100%ある、と断言できます」>

   安室をよく知る関係者はそういったそうである。9月16日をもって芸能活動から引退したが、彼女を知る人のほとんどは完全な引退などありえないと口をそろえていう。

   彼女は2016年秋に京都市内に2億円のマンションをキャッシュで買っている。有名な神社に近い場所に立つマンションのワンフロア全体が1部屋で、広さは150平方メートル。ここで引退後の生活を始めるとみられている。

   ツアーの収入などすべて入れると200億円を超え、仮に3割が安室に入るとして60億円になるそうである。件の音楽関係者によると、安室が引退するのはステージからであって、安室自身も「勢いで引退といってしまった」と話しているらしい。

   彼女の中には音楽への未練があるという。まずはアパレルのブランドを立ち上げるというが、彼女が一番意欲を掻き立てられるのはやはり音楽で、2020年の東京五輪に合わせて新曲を出すのではないかと噂されているそうだ。これだけおいしい歌姫をほっておく芸能界ではないと、私も思う。

   週刊文春がスクープしたジャニー喜多川社長の後継者、タッキーこと滝沢秀明(36)の引退発表後に、予想した通り、メリー喜多川と娘・ジュリーとの最終戦争が勃発したそうである。

   一番の違いは、ジュニアに対する関心の度合いだと週刊文春はいう。ジュリーは嵐やTOKIO、V6に熱心で、ジュニアには関心がない。一方のジャニーは、自分が育てたジュニアはどんどん世に出したい。

   現役のジュニアが「滝沢さんとジュリーさんの関係は最悪です」と語っている。そうなると、ジャニーズ事務所の社長はどうなるのか。ジャニー喜多川社長は86歳で健康問題もある。不祥事が多発し、辞めていくタレントが後を絶たない。一時のようなテレビ局への影響力も薄れつつある。滝沢がジャニー社長の後継者を目指すことで、帝国の崩壊を早めることになるのかもしれない。

Nスペも取り上げた慶応大「夢のリハビリ機器」臨床成果に捏造疑惑

   もう1本、週刊文春から。NHKスペシャルでも「夢のリハビリ機器」と取り上げられた慶應大学医学部の画期的な開発が、内部から「臨床試験は全て不正」「薬剤が使用されたことが隠蔽され、捏造した研究成果」だという物騒な告発が、文部科学省や厚生労省が設けている研究などの不正を告発する窓口に五月雨式に送付されているという。

   これは、脳卒中で重度の片麻痺をきたした慢性期患者の手指の伸展を回復させる装置だそうだ。そうなれば全国に約120万人いるといわれる脳卒中患者にとって「夢のリハビリ機器」になること間違いない。この指揮官を務めてきたのは里宇明元医師。現在、最終的な治験が行われていて、結果が出るのは来年3月だそうだ。

   告発している慶應大学名誉教授の千野直一医師らは、「今回、被験者にボトックスという薬剤を注射していたことが、臨床試験に参加した患者のブログ「病床日記」で明らかになった」というのである。この薬剤は、注射すると手指の屈曲筋群が回復するという。したがって、現在やられている臨床試験で使用してはならないことは、研究者の常識以前の問題などだそうである。この研究には10年間で総額20億円を越える公的助成が申請され、受給しているというのだから、ことは重大である。

   当事者の里宇医師は、週刊文春に対して、その患者がボトックス注射を受けていたかどうか、調べるのに時間がかかるといった。だが後日、注射の有無がわかったとしても、診療情報は外部に出すわけにはいかない。被験者の個人情報と解析データは匿名化されていて、確認は不可能だといいだしたのである。

   もう一人の告発者は、その患者のデータが効果判定に使われていなかったとしても、臨床試験は完遂しているのだから、論文を書くときは、その被験者を除外した旨を記載しなければいけない。しかし、そうした記載はないから、疑惑は深まるという。

   慶應大側は現在調査中だとしている。私は、この器機が本当に効果があるのであれば、過程におかしなことがもしあったとしても、結果オーライではないかと思う。私も昨年暮れから左腕が上がらなくなってしまった。リハビリもやったが効果なし。私は脳卒中ではないが、手指や腕の伸展を回復させる装置があれば、今すぐにでも試してみたいと思う。

   週刊新潮にはアルツハイマーが根本治療できるという特集がある。読み始めると、「糖尿病がアルツハイマーのリスク因子であることは以前から分かっていた」というではないか。アルツハイマーは脳の糖尿病といわれているそうである。私は、長年血糖値が高く薬を飲んでいる。アルツハイマーになる確率は、そうでない人の2倍にもなるそうだ。

   先週は、パイオニアとパナソニックを間違えて、担当者にえらく怒られたが、それもアルツハイマーゆえか。嗚呼! 諦めるのはまだ早い。読み進めると、糖尿病の予防に励むと、アルツも防げるかもしれないというのである。予防はいまさら不可能だが、これ以上悪くしないようにすれば、多少は発症を遅らせることができるかもしれない。

   それには「1日30分程度の有酸素運動を2日に1回やること」だそうだ。ウオーキングでも、速く歩かないとだめらしい。よし、明日からやろう! その後のビールがうまいだろうな。

バナナマン「日村勇紀」16年前に少女淫行!なぜ今ごろバレた?

   フライデーから2本。紀州のドン・ファンといわれた野崎幸助さんが"殺されて"ずいぶんとなるが、犯人はまだわからないようだ。フライデーは、その野崎氏が生前書いていたという「直筆の遺言状」を掲載している。だが、正式のものとは思えない。知人にいわれて、その場でちょっと書いてみたという感じだ。

   私は知らないが、バナナマン日村勇紀(46)という芸人が人気だそうだ。彼と16年前、16歳の時に知り合い、肉体関係のあったという女性が、「あの男は許せない」と告白している。

   愛知県に住む現在32歳の女性。02年に、ファンだとレターを送り、メールをやり取りしていて、名古屋に来た時、日村と会って酒を飲まされ、ホテルで避妊具もつけないでSEXされたという。以来、彼女が東京に引っ越して頻繁に付き合うようになったが、あるきっかけで別れてしまった。

   最初は21歳だといっていたが、付き合ううちに、実際は10代であることを日村は知っていた、そう告白している。淫行条例の公訴時効は3年だから、罪に問えるわけではない。

   日村は覚えていないといいながら、フライデーに「16年前のこととはいえ、自覚が足りない行動をとってしまったことを反省しています」というコメントを寄せてきた。当時の写真を見ると(女性の目は隠してある)、口にピアスをしているが、あどけなさが出ている。日村も未成年だと知っていたのは間違いないのだろう。後悔先に勃つか。

三田佳子もさすがにサジ投げたバカ次男!カネせびりたびたび暴力

   三田佳子のバカ次男が、またまた覚醒剤取締法違反で捕まった。これで4回目。さすがの親バカの三田も「もう、力及ばず」とサジを投げたが、元はといえば、両親がカネでしか愛情表現をしなかったことが、こうした人間を生み出してしまったのだ。

   週刊文春で息子の友人が、カネがなくなると親に電話して振り込んでもらうが、振り込まれないと怒鳴りつけ、三田や父親を呼びつけていたそうだ。何十万円も封筒に入れて、三田が「これで最後」と懇願すると、感謝の言葉もなく暴力を振るうことがあったという。

   とくに父親には当たりが強く、馬乗りになることもあったそうである。どんな気持ちで父親は息子に殴られていたのだろうか。親というものは哀しいものである。

   もはや聞き飽きたが、日本体操協会の塚原夫婦のお話である。週刊文春が、朝日生命体操クラブで塚原の意を忖度して、選手に暴力をふるっていたコーチがいたと、子どもを通わせていた母親に語らせている。

   盆暮れには付け届け。おまけに、体操クラブに入ると朝日生命の保険に加入させられる。嫌いな日体大に進学すると、世界王者の内村航平でも練習フロアから追い出したそうである。

   権力の味を知ってしまうと人間が変わる。いい方にではなく、腐っていくのだが、周りも逆らわずに唯々諾々と付き従い、結局、彼らの王国をつくる手伝いをしてしまったのだ。落ちた犬を叩くばかりではなく、自分たちの不徳も反省すべきである。

子どもを近視にしないための「毎日外遊び2時間」

   秋篠宮家の悠仁さんは現在12歳で、お茶の水女子大付属小学校の6年生だそうだ。週刊文春によると、中学をどこにするかが話題だという。本命は、悠仁さんのために、今の小学校から書類審査のみで進学できる制度を作った筑波大学付属中学といわれている。

   秋篠宮は将来は農学部のある大学が望ましいと考えていて、そうなると、東京大か東京農大、東京農工大などになるそうだ。毎日新聞社代表取締役会長の朝比奈豊氏が東大農学部出身だ。東大で農業、いいじゃないか。

   近視が増えているという。1979年には小学校で裸眼視力が1.0未満は約18%だったのが、現在は32%もいる。高校では62%が近眼だそうだ。スマホとの関係はまだわからないらしいが、強度の近眼が75歳以上になると、そのうち39%が視覚障害を起こすという。

   そうならない、子どもをそうしないためにどうするか。週刊文春によると簡単だ。「1日2時間の外遊びをさせる」。1日1時間でも野外活動をすれば、近視の進行が13%抑制されるそうだ。パソコンを捨てよ、外に出よ。

   また安倍首相のカミさんのお話。彼女の親しい(誰とでも親しくなるのだが)、室内冷暖房システム「光冷暖」を開発した「KFT株式会社」というのが福岡にあるという。週刊新潮によれば、このシステム、考え方はなかなかよさそうなのだが、どうやら不具合があり、この夏のような酷暑には対応できないところが多く出ているそうだ。

   そのシステムをだいぶ前に、山口県下関市のゲストハウス「UZU」が導入したという。すると、14年度には大阪ガスや中国電力などの一流会社と並んで、環境大臣賞を受賞したそうだ。そこに何らかの忖度があったのではないかと、週刊新潮はいうのだが、システムが画期的ならどうこういうことはない。

   だが、この会社と提携しているところが、福岡市内にこのシステム完備の賃貸マンションを建てた。住人が「心情的には訴えたい」と怒っている。ラジエーターの前だけは寒いくらいなのに、部屋全体はものすごく暑い。台所には扇風機を置かないと暮らせないという。

   社長は週刊新潮に対して、「我々も正直、まだ完璧ではないと思っています」と不備を認めている。じゃあ、完璧にしてから売るべきではないのか。中途半端なものを売って、熱中症になって死者が出たらどうするのか。ねえ、昭恵さん。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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