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台風24号の「塩害」多発!電柱から火花、クルマ炎上・・・暴風で内陸まで海水吹き飛び

   台風24号の暴風に襲われた千葉県沿岸部を中心に、「電柱から火花が出ている」という目撃情報が相次いでいる。巻き上げられた海水が強風で内陸に飛ばされたことによる塩害で、停電や車が燃える被害も報告されている。

   大雨を伴う台風ならば雨が塩分を洗い流してくれるのだが、いわゆる風台風だと塩分が付着したままになり、通過後にこびりついて変圧器が損傷し停電の原因となる。

   兵庫県神戸市では台風21号の高潮で水没した車両が、数日たってから燃え出したり、2週間後に走行中に発火したりするケースもあった。海水の塩分がエンジンに付着したことが原因とみられている。

急いで洗車

   気象予報士の天達武史「今年は風が吹き荒れて雨がほとんど降らないという風台風が多いんです。内陸でも被害が出ています。車にシートをしていればある程度は防ぐことはできますが、完全には無理です。一番いいのは洗車です」

司会の小倉智昭「海の見える場所に住みたいという憧れのようなものがあるけど、いいことばかりじゃないということですね」