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「大人の魅力」ムンムン、女性客大声援 フィギュア高橋大輔が4年ぶりに現役復帰

「いやもう、最低ですね。練習でもここまでボロボロしたことはなかった」

   フィギュアスケートの高橋大輔選手(32)は、そう苦笑いした。それでも全体で3位に入り、11月3日(2018年)の西日本選手権への出場権を獲得した。

ジャンプで転倒したが、ステップで魅了

   4年ぶりに現役復帰して近畿選手権に出場し、ショートプログラムは1位だったが、きのう8日(2018年10月)のフリーでは4位だった。会場に現れると「大ちゃん、ガンバー」と大勢のファンの大声援が沸き起こる。トリプルアクセルで2度も転倒したが、最後はステップで魅了した。

   司会の宇賀なつみが日刊スポーツから復帰戦の滑りを紹介する。長光歌子コーチによると「(2014年のソチ五輪までは)右ひざに不安を抱えていたので、こちらが気持ちを引っ張るのに苦労した。いまはセーブしないといけないのに、逆にやらせちゃうほど」といっていた。

   高橋は試合後「悔しさよりも自分の実力のなさにびっくり。全日本(12月)が目標。それまでに調子を上げていきたい」と前向きだった。

司会の羽鳥慎一「オリンピックでメダルを取った人が、32歳になり4年ぶりに、ここからまた始めるんです」

青木理(ジャーナリスト)「そのモチベーション、何だろうかと考えてしまいますね。推測ですが、精神的なピークはこれからなのでしょうか」

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「日経新聞に載っていたのですが、引退してレポーターもしたが、やっぱりスケートをしている時が自分はいちばん輝いていたと言っています。歌舞伎を取り入れるなど、体力や若さだけじゃないものが出来るんじゃないか、よし、もう一回復帰だと」

菅野朋子(弁護士)「これから大人の魅力が出てきますね」