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サッカー界スーパースター、ロナウドにレイプ疑惑 相手に口止め料を払ったのはオウンゴールになる?

   「#MeToo」運動の影響は、瞬く間にハリウッドから政界など他の業界へと広がったが、プロスポーツの世界も例外ではないようだ。サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドに性的暴行疑惑が浮上し、米警察が調査に乗り出す騒ぎになっている。

   とは言っても、サッカー界一のモテ男で、過去にも女性関係を巡るスキャンダルには事欠かないロナウドだけあって、どこぞの国のお堅いはずの最高裁判事の性的暴行疑惑が持ちあがったような驚きはなく、一般のネットユーザーらの反応も落ち着いたものだ。ただし、レイプが事実ならば重大な犯罪なわけで、サッカーで築いたポルトガルの国民的英雄という栄光も、4人の子供の良き父親としての顔にも大打撃。スポンサーらが引くのは必至なだけでなく、選手生命の危機も。

   2009年6月に米ラスベガスのホテルでロナウドにレイプされたと訴えているのは、34歳のアメリカ人女性。10年前の出来事だが、最近の「#Me Too」に勇気を得て、身体だけでなく心に深い傷を負った苦しい過去をぶちまけたくなったとか。女性の弁護士は、2009年当時、ロナウドのガールフレンドだった英国人モデルのゲンマ・アトキンソンに証言を求めるだけでなく、必要ならばロナウドの豪華元カノたち、パリス・ヒルトン、キム・カーダシアン、イリナ・シェイクなどにも接触する可能性があるという。

   これに対し、ロナウドは自身のインスタグラムで「ノーノーノ―、彼らの言い分? フェイクさ。フェイクニュースだよ」と否定し、ツイッターでも無実を訴えている。ただしロナウドはこの女性と性的関係を結んだことは認めており、合意の上でのことだという。さらに当時、他言しないことを条件にロナウド側から約4300万円の高額な金銭が支払われて和解したという暴露報道もあり、ロナウドに不利に働くことは必至だ。やましいことがなければ大金を支払うわけがない。ファンの中には「女性側に嵌められた」とロナウドを擁護する意見もあるが、ロナウドにとっては、かなりヤバい状況だ。

   

   Noriko Fujimoto(セレブ評論家)