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内田裕也「いま一番オレは面白い時期に差しかかってきた」「ヒット曲はいらない」

   ロック歌手の内田裕也はきのう9日(2018年10月)、妻の女優、樹木希林の死去について語った。東京都内で開かれた映画「アンクル・ドリュー」の公開記念イベント会場に車いす姿で登場した内田は、「家族に不幸もありましてちょっと元気がないように思いますけど、こういう時もちゃんと出演するのがロックンロール魂と思ってやってきました」と切り出し、孫の話や音楽の話など、手元の紙を見ながら話した。

「さすが!すげえな!と思わせるものをやりたい」

   イベント後、内田は「とくダネ!」のインタビューに応じた。年齢や仕事との向き合い方について尋ねる平野早苗リポーターに対し、「ドラマティックな人生で、いま一番オレは面白い時期に差しかかってきたなと思います」とこう話した。

   「このままヒット曲が出ないでほしいと思います。ヒット曲を作ろうと思うとみんなダメになるから」「上っ面なものではなく、さすが!すげえな!と思わせるものをやりたいなと心から思っています」と意気揚々と今後の仕事について語った。

絞り出すように樹木希林のことも

   司会の小倉智昭「わかるんだよねえ。ミュージシャンがヒット曲を狙うと音楽の質が落ちるとよく言われます。裕也さんはその中で、昔から質の高い音楽をやってきました」

   平野「家族のことは聞いてはいけないという縛りの中での取材でしたが、ご自身から舞台の上で家族のことを絞り出すような声で触れた時は、会場もシーンと水を打ったような状態でした」