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「沖縄県知事選」裏から安倍首相追い詰めた小沢一郎の怪気炎!やっぱりこの人は戦が似合う
安倍政権を剣ヶ峰まで追い込んだのは、沖縄県知事選で玉城デニー氏が大勝したことだが、沖縄の若者たちは何をどう考えているのだろうか。AERAは現地取材して若者たちの複雑な心の内を聞きだしている。
生まれた時から基地があり、そこで働く友だちがいて、米兵の友だちもいる。だが選挙になれば、基地容認か反対かで亀裂が走る。おもしろいことに、基地にも政治にも無関心だった若者が、ハワイやブラジルで沖縄にルーツを持つ人間と出会って、自分にも流れている沖縄の血を感じたというのが結構いることだ。
それと、やはり安室奈美恵の唄が同じ沖縄の若者たちをつなげ、沖縄を誇りに思う心を強めているようだ。投票日の3日前に玉城デニーを応援する若者たちが沖縄コザでパーティを開き、そこで歌われたラップを記者が書き留めている。
<海を埋め立ててできるものは何か/海を埋め立てて失うものは何か/色々見てきたぜ、この街のリアル/目をそむけたくなる内容もいっぱいある/同じ人間、同じ生活、同じ島で生まれてきた俺たち/いろいろあると一言で片付けられる/うわべじゃねえ>
米兵の友人と肩を抱き合っていた若者はこう話す。<「結局、俺らに求められているのは、AでもBでもない。第3の選択肢だと思っていて、政治家に任せているだけじゃなくて自分たちが動いて新しい選択肢を作らないと、選挙のたびにネコだまし状態じゃないですか。どうするの、沖縄って。そういうのにずっと振り回されたくない」>
沖縄の総意は、普天間基地を即刻返せ、辺野古移転には「ノー」だ。
沖縄県知事選を裏で率いた小沢一郎は、サンデー毎日のインタビューでこう語っている。日本の民主主義にとっての勝利かと聞かれ、<「これは簡単だ。強権的手法はダメだ、ということだ。安倍政権のように権力主義的なやり方で物事を進めようとしても国民の支持は得られない。その反民主主義的な体質が選挙によって断罪された。明らかに民主主義の勝利ということができるだろう」>
勝因を分析すると、<「安倍政権に対する批判が出た、の一言だ。沖縄に限らない。日本国民の心の中に積もり積もっているということだ。沖縄ではそれに加えて基地問題があった」>
公明党・創価学会の組織戦もすごかった? 「全国からも入れた。会長も来た。ただ、今回、その一角が崩れた」「公明党は県本部や学会の第一線では新基地反対のはずだ。それなのに基地建設推進の候補を押すのは完全な自己矛盾だ。無理がたたって運動が空回りした。また、公然と反旗を翻した人も出た。今回の敗北による危機意識は相当強いのではないか。これは当然、全国に波及すると思う」>
小沢はこれからの政局も大変だという。<「まずは日米関係だ。外交の安倍と言うが、トランプにやられっ放しで何の成果も出ていない。今度は通商交渉を二国間でやるという。農業を含め徹底的にやられてしまうのではないか」
「ロシアもそうだ。プーチンに安倍がかなうわけがない。だから平和条約なんて言ってたら逆手に取られた。(中国も含め)誰にも相手にされていないし、誰と会っても何の成果も出てこない。きわめて厳しい局面だ」>
野党共闘はできるのか? <「枝野氏(幸男立憲民主党代表)には、あなたが一生懸命旗振りしてほしいと言っている。国民民主党もいいと言っているんだ。何でやらないのか。このままではジリ貧になってしまう、と。(中略)そのためには一緒になるしかない。過去のいきさつ、私情にとらわれずに天下のため、万民のためにやらなければダメだ。両リーダーにその勇気と志を持ってほしいと望みたい」>
来年の参議院選は、久方ぶりの天下分け目の戦になるが、やはり戦にはこの人間がよく似合う。