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礼服やよそ行きのコートにカビ... そうなる前に「蒸気」で予防!

   きょう22日(2018年10月)のあさイチは「蒸気」を特集した。

   服にカビが生えた経験がある人は少なくないだろう。そもそもカビは土やほこりの中に潜んでいて、これが服に付くと汗や皮脂をエサにして増殖する。特にえり元や脇の下、ズボンの股など、汗をかいて乾きにくい場所にカビが生えやすい。

   そんな服のカビだが、80度以上の蒸気を10秒程度当てれば予防できるという。

アイロンのスチームを10秒当てるだけ

   千葉大学の矢口貴志准教授が、カビの胞子を混ぜた液体を2枚の綿の布に垂らし、片方だけ10秒間アイロンの蒸気を当て、それぞれの布をくぐらせた水を1週間保管する実験を行った。1週間後に水を見てみると、蒸気を当てた方はカビが全滅しピカピカだったが、当てなかった方は一面にカビがびっしりだった。

   矢口さん「ほこりっぽい場所に出かけた時に、なかなか洗濯できない素材のスーツなどは、スチームを当ててしっかり乾かしてからしまうといいです」

   雨宮萌果アナウンサー「礼服やよそ行きのコートなど、たまに着るだけの服ってクリーニング代がもったいないと思いますよね。そんな時は皮脂や汗が気になる場所だけでも蒸気を当ててからしまうとカビが防げます。ただ、すでにカビが生えてしまった場合は、クリーニング店で漂白しないと取れません。予防に蒸気を使ってください」

ピコ花子