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駅で切符を買う「賢すぎる券売機カラス」が再登場 錦糸町から東村山へ移動?

   今年の5月(2018年)にモーニングショーで紹介された東京都のJR錦糸町駅で切符を買おうとする「賢すぎる券売機カラス」と話題になったカラスとよく似たカラスが東京都東村山市の西武新宿線久米川駅に現れた。

   先週土曜日の20日(2018年10月)のこと。駅の券売機の台の前に立ち、モニターをしばらく見ていたが、駅員の呼び出しボタンに興味を持ったのか、何度もつつく。駅員が出てくると「こっちだよ」というようにトントンと逃げて行く。

2羽は同じカラスなのか、専門家に聞くと...

   ある時は隣の男性が出した5000円札をくわえて飛んで行った。周辺では駅だけでなく、近くの商店にもやってきて食べ物を探したりしている。

   錦糸町駅のカラスは利用者のICカードを奪い、切符を購入しようとする様子が動画でも投稿された。人を恐れず、通行人の肩に飛び乗ったりした。錦糸町と東村山、異なる場所に現れた2羽のカラスを見比べると、素振りや様子がそっくりに見える。

   カラスの生態に詳しい東京大学名誉教授の樋口広芳さんは「錦糸町のカラスはハシボソガラス、東村山のカラスはハシブトガラス」と話す。種類が違うのだ。東村山の券売機に現れたことについて「人慣れしているので、飼育されているのは間違いない。錦糸町カラスの報道をみて、飼い主が真似して券売機の近くに放ったのではないか」と見ている。

   錦糸町カラスはどこへ行ったのか。実は、ある女性が捕獲し自宅で飼っていたが、東京都によると「鳥獣保護法に基づいて保護している。現状については調査中のため、答えられない」ということだった。

青木理(ジャーナリスト)「見ていると、エサを求めているのではなく、明らかに遊んでいるようですね」

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「カラスは頭いいんですよ。」

菅野朋子(弁護士)「勝手に捕ってはいけないんです」

   一ツ石