2019年 12月 8日 (日)

生命科学に関心の深い大学講師の高橋一生が、世の常識とはいささかズレている行動で、周囲と摩擦を起こす。常識派が正しいのか「変人」は疎んじられるのか。相手役の榮倉は下手くそだが、ユニークな物語の展開は楽しみ
<僕らは奇跡でできている 第3回>(フジテレビ系・関西テレビ制作)

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   人気者、高橋一生の民放ゴールデンドラマ初主演作。関テレらしいユニークな素材である。動物や植物に関心が深く、大学の講師を務める相河一輝(高橋一生)は、第3回で、動物園のボス猿が交代することで頭がいっぱい、仲良しの少年を連れて観察に行く。ところが塾をサボっていなくなった少年を探す母親が激怒、閉園時間が過ぎても約束の場所に来ない少年を一輝の学生や偶々出会った歯医者の水本育実(榮倉奈々)らと一緒に探し回る羽目になる。
   一輝は少年の関心事を応援しているので少々の遅刻には泰然としているが、周囲はまるで誘拐騒ぎのようにざわつく。ここで演出のまずさがでる。広い動物園の中で夕刻が迫るのに、少年の名前(虹一)も呼ばずに大人たちがウロウロ。すぐ近くでニアミス。名前を呼べば一発で見つかるはずなのにバカな演出である。ついでに言えば、アメリカ留学も経験したという歯医者の育実を演じる榮倉奈々の演技が下手くそ、心の動きを顔芸でうまく演じられない。
   演技巧者の高橋一生がせっかく主演しているのに、相手がこれでは勿体ない。脇の生命科学部学部長に小林薫、一輝の祖父で、陶芸家(?)の相河義高には田中泯など、すごい芸達者を配して本気度が伺えるが、助演の榮倉で台無し。世の常識が正しいのか、生きとし生けるものの生命の神秘に深い関心がある一輝のような「変人」は少数派として疎んじられるのか、物語の展開は楽しみである。(放送2018年10月23日21時~)

黄蘭

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