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「チコちゃん」紅白歌合戦に出演決まり?「ボーっと生きてんじゃねえよ!」生ステージでどう見せるか

   NHKのクイズバラエティー「チコちゃんに叱られる!」(総合金曜よる7時57分)は毎回15%前後の高視聴率を叩き出す人気で、司会の5歳キャラクター「チコちゃん」が大晦日の紅白歌合戦に特別出演することは、もう決まりだろう。ただ、どうやったらステージで見せることができるか、スタッフは頭を悩ませているに違いない。

   というのも、番組のチコちゃんは着ぐるみなのだが、くるくる変わる表情は後からCGで描いて重ねていく。決めゼリフ「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と頭から湯気を出してゲストに噛みつくときは、顔全体がCG画像である。テレビ収録では、着ぐるみに動かない顔が描かれているのだろうが、それでは各地のゆるキャラと同じでだ。さて、どうするか。

岡村隆史とLEDスクリーンでかけあい

   NHK番組を担当している構成作家はこう話す。

   「いちばん簡単なのは、番組の進行役兼レギュラー回答者の岡村隆史さんを舞台に立たせ、あらかじめ作り込んでおいたチコちゃんの録画とLEDスクリーンで掛け合いさせるという方法でしょう。

   そして、出場歌手が変なことを言った瞬間に、『ボーっと生きてんじゃねえよ!』とやって笑いを取るという演出です。でも、これじゃあ当たり前すぎて面白くありませんよね」

   立体CGで岡村と手をつなげさせる、着ぐるみの内側から顔を浮き彫りにする、プロジェクトマッピングで投影など、さまざまなアイデアが検討されているという。紅白にどんな生チコちゃんが登場するのか、楽しみだ。(テレビウォッチ編集部