2024年 4月 25日 (木)

AI・ドローンでつくる「1等米」田んぼの施肥、高温対策、稲刈り時期をデータ解析

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田起こしも田植えも全部やる全自動のロボットトラクター

   田んぼを耕し、田植えを行うロボットトラクター(通称「ロボトラ」)も現実味を帯びてきた。GPSで田んぼに向かい、耕作機械をおろして作業を始める。年内に商品化される見通しだ。

   開発に取り組んだ北海道大学大学院の野口伸教授は、小説「下町のロボット」最新作のモデルにもなった。

   日本総研の三輪泰史・創発戦略センターエクスパートは、農業の技術革新を次のように解説する。「米づくりは機械化が遅れ、生産性が低く競争力のない産業と言われてきました。それがいまは、IoT、AI、ロボットなどハイテク技術が入ってくることで、競争力のある新しい産業に生まれ変わろうとしています。まさに農業革命が起きているんです」

   農業従事者は65歳以上の高齢者が全体の6割を占める。農家の数は17年後には、今の半分近くに減少するとみられている。動き始めた農業革命が危機的状況にある農業の救世主となることを期待したい。

*NHKクローズアップ現代+(2018年10月31日放送「AIがうまい米を作った!~"農業革命"最前線~」

文   モンブラン
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