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コミケ有料化の「副産物」で「中二病ごっこ捗りそう」 漫画家・弾正よしかげの想像

   漫画家の弾正よしかげが6日(2018年11月)ツイッターを更新し、19年開催の同人誌即売会「コミックマーケット」有料化から連想される現象に期待をのぞかせた。

   話題の発端は、コミックマーケット準備会が12月開催のコミケ用資料に掲載した「共同代表からのごあいさつ」内で、19年からはサークル通行証をリストバンド化し、カタログを購入しない一般参加者にはリストバンドを購入してもらう有料化を検討していると言及したことから。同日一気に報道が流れ、ツイッター上でも「コミケ有料化」がトレンドワードになるなど反響を呼んだ。

   概ね「むしろ今まで無料だったのか」「有料化はメリットしかない」と賛成派の声が目立つが、「(賛成だが)有料化の理由が東京五輪であることに納得がいかない」といった声や残念がる人の反応も少なからずある。

   賛成派の中には、有料化によって配布される「リストバンド」の記念化に期待する人も。その中の一人で、集英社の漫画アプリ「ジャンププラス」で連載をもっていた漫画家の弾正も

「コミケ有料化で、リストバンド貰えるらしく『あれは2020年のリストバンド...!?』『あぁ、オリンピックに参加せず、コミケに向かった奴らだ』『あの気温を乗り越えた猛者か...只者じゃないな...』 みたいな中二病ごっこが捗りそうだなって」

とリストバンドの付加価値に想像をふくらませていた。

   同様のアイデアに期待する声は、

「リストバンド自体がコレクション性のあるものだといいんじゃないですかね?何年かたって、これは今では入手困難な参加者リストバンドだって言えば欲しいし」

など創作側のツイッターユーザーからあがっている。

   こうしたアイデアのリプライ(返信)欄では

「むしろリストバンドをストラップ化出来るものの方が良いかもしれない」
「これは、伝説の第○回コミケのリストバンド!とかなると面白いですね」
「いつのコミケの、何日目かまで書いてあったり日付も入ってたりすれば、それそのものが思い出になりますもんね」

とさらに発想の拡がりをみせていた。

   他にも、年齢による色分けをすることでサークル側の年齢チェックに便利なうえ参加記念になる、といった意見も出ていた。