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アメリカ「クリスマス・テロ」厳重警戒!去年はNY地下道でISかぶれの男が腹巻爆発

   昨年12月(2017年)、クリスマスを狙ってニューヨークの地下道で起きた自爆テロの画像が公開された。米国最大のバスターミナルとニューヨークの地下鉄を結ぶ通路を、多くの人にまじって歩いていたニット帽の男の腹部が、いきなり爆発した。

   白い煙が上がり、周りの人たちが一斉に逃げる。警察官が駆けつけて通路に倒れている犯人に拳銃を向ける。男は生きており、ほかにも爆発物を身につけていたためいったん退いた後、再び近づいて、やっと身柄を確保した。

   男はバングラデシュから2011年に米国へ移住したアカイド・ウラ(28)と名乗り、IS(イスラミックステート)の影響で自爆テロを考え、1人で材料をそろえたという。「クリスマスのポスターが貼ってある場所を選んだ」と供述した。

トランプ政権の排外主義で高まる危険

モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「ボストンマラソンのテロもそうでしたが、ネットを通じて得た情報が、個人の想像力をかきたて、テロを起こしてしまう」

司会の加藤浩次「そういうことが起こり得るということですね」

坂口孝則(経営コンサルタント)「怖いですね。こうしたイタチごっこが続いている感じがします」

   排外主義が強いトランプ政権によって、こうしたテロの危険は強まっているのではないか。