NHK連続テレビ小説「まんぷく」は19日(2018年11月)からの週で、突然、鈴(松坂慶子)が家出するという急展開になった。16人の従業員の世話が大変なばかりか、身重の福子(安藤サクラ)の分まで働かなくてはならない不満が爆発したためだ。
ネット上では「鈴さんの気持ちわかる。家事労働の大変さをバカにした萬平(長谷川博己)はブラック経営者か!」と共感と同情の声が殺到、時ならぬ「働き方改革」論争の様子を呈している。
批判の嵐にさらされたのは萬平だ。
「福子が臨月、赤津がケガで動けなくなったのにもかかわらず人員補充をせず、一番高齢の鈴さんに16人の従業員の面倒を押しつけていた。鈴さんの待遇改善要求にも馬耳東風、鼻で笑う萬平のブラック経営者っぷりがヤバい」
そして、女性たちから家事労働の大変さに耐えてきた鈴さんへの応援ツイートが相次いだ。
「萬平さんは、ラーメン開発より先に根菜切断機をもういっぺん作ったり、洗濯が楽になる機械を作ったりした方がいい」
「萬平さんに、一日家事をやらせるべき。そしたらきっと、鈴さんの気持ちわかるよ」
さらに、今後の展開にこんな予測も。
「今回の件で、萬平が『家事労働の負担の大きさ』に気づき、即席食品という解にいたるまでの布石にしないと、これは綺麗に収まらないよ」
なるほど、チキンラーメン開発の裏に、鈴さんの家出騒動の抵抗があった?(テレビウォッチ編集部)