香港「民主の女神」アグネス・チョウ「すっごく楽しみにしていますー！」 年末の来日を予告

   香港の社会運動家で、日本のアイドルやアニメ好きとしても知られる周庭（アグネス・チョウ）が20日（2018年11月）ツイッターを更新し、年末に東京を訪れると伝えた。

   周は、

「年末に東京に行くことを決めました！！！すっごく楽しみにしていますー！」

と心境をつづっている。実現すれば、2017年に続いての来日となる。

   周は、2014年の中国反政府デモ「雨傘運動」で黄之鋒（ジョシュア・ウォン）などと並び、運動の中心的な役割を果たし、「民主の女神」と称された。2016年には、黄之鋒、羅冠聡（ネイサン・ロー）らと共に、政党「香港衆志」（デモシスト）を立ち上げた。

   2018年3月に行われた、香港立法会（議会）の補欠選挙に出馬を表明したが、香港政府は、周の所属する政党の党是である「民主自決」が、香港は中国の不可分の領土と定める、香港特別行政区基本法に反するとし、彼女の立候補を認めなかった。

   11月28日に「映文連　国際短編映像祭」、12月9日には「東京ドキュメンタリー映画祭」で、周を追ったドキュメンタリー『巨大中国と戦う「民主の女神」～香港 オタク少女の青春日記～（未来世紀ジパング特別編）』（2017年、製作：テレビ東京）が上映される予定だ。