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煮えたぎる「しゃぶしゃぶ鍋」に顔押しつけ!忘年会で芸能プロ社長が社員虐待

   東京・渋谷のしゃぶしゃぶ店で、「3、2、1、GO」の掛け声とともに、一人の男性が後頭部を押さえつけられ、煮えたぎる鍋に顔を突っ込まれる映像を、きのう21日(2018年11月)、週刊新潮(11月29日号)が公開した。

   記事によると、出来事は2015年12月20日のことで、渋谷区内に事務所を持ち、若い世代に人気の女性タレントやモデルが所属する芸能プロダクションの忘年会で、当時25歳の社長が23歳の男性従業員の頭を押さえつけながら、何度も鍋に突っ込んだという。

   男性従業員は「社長から『なんか面白いことやれよ』と言われていたが、僕は芸がないので、ひたすら一気飲みをさせられました」と話している。ビールをジョッキで15杯、レモンサワーをピッチャーで2、3杯飲まされた後、「クライアントさんもいるんだから、面白いことやれ。鍋に頭突っ込めよ」と囃された。

水膨れのようになり、Ⅱ度の火傷で全治約1カ月

   男性従業員の顔は火傷で水膨れのようになり、Ⅱ度の火傷で全治約1カ月と診断された。普段から、3日間眠らずに仕事をしたり、丸刈り頭にするよう強要されたりしていたという。

   男性従業員は社長をきょう刑事告訴し、損害賠償を求める。

   週刊新潮の取材に対し、社長は文書で「私との悪ふざけだった」と答えている。「とくダネ!」がきのう21日に渋谷区の事務所を訪ねたが、事務所の名前は書かれておらず、電話もつながらなかった。

   司会の小倉智昭「これはひどいね」

   田中良幸リポーター「顔をそむけたくなるような動画です。パワハラという次元を超えた行為です」

   三浦瑠璃(国際政治学者)「虐待であり傷害ですよね。周りにいて面白がっている人たちも同罪だと思います」