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カロリー消費には「チョコレート」を食べろ!3食・間食前にボリボリと1日25グラム

   「代謝」が低下すると、免疫力が落ち、カロリーが蓄積して肥満につながる。田村直之アナは「代謝っていう単語はよく聞くと思うんですけど、実際よくわからなくないですか」と切り出した。

   代謝には、内臓を動かしたり体温を保つなど、生命を維持するためにカロリーを消費する「基礎代謝」と、体を動かしてカロリーを消費する「活動代謝」のがある。

   カロリーを消費するには運動が第一と思いがちだが、実は1日のカロリー消費は基礎代謝が60%を占める。基礎代謝を高めれば、キツい運動をせずに消費カロリーを増やすことができるのだ。

高カカオの「ポリフェノール」で基礎代謝促進

   基礎代謝量が最も多い器官は筋肉(22%)で、2番目が肝臓(21%)だが、筋肉量を1キロ増やしたとしても、基礎代謝は13キロカロリーしか増えない。効率良く基礎代謝を上げるには、肝臓の機能を高める方が簡単なのだ。

   肝臓専門医の栗原毅さんが、肝機能向上に勧めたのがチョコレートだった。チョコレートに豊富に含まれる「ポリフェノール」が、暴飲暴食やストレスによって弱った肝臓の機能を高めてくれるという。

   どんなチョコレートでもいいというわけではない。カカオ分70%以上の高カカオチョコレートを1日25グラム、朝・昼・夕の食前、午前・午後の間食と5回に分けてこまめに食べる。

   栗原さん「ポリフェノールは代謝が早いので、こまめに食べることが大事です。食物繊維も非常に多く、食事の前に食べると、食べたものの吸収が遅くなります」

   田村アナ「実際に効果が出ているんです。肝臓疾患を持つ患者31人が高カカオチョコレートを3か月間毎日25グラム食べたら、善玉コレステロールが増加、肝臓の異常を示す数値と悪玉コレステロールは減少したんです」