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暑い日から寒い日へジェットコースターの週が始まる 日本の気象はどうなっている?

   きのう3日(2018年12月)、沖縄・豊崎美らSUNビーチにビキニ姿の女性がいた。札幌から観光にやってきたという2人に「冷たくないですか」と聞くと、「全然暖かいです。札幌の夏と同じくらいです」とまったく気にしていない。

九州で128年ぶり、北海道で観測史上初の気温が

   那覇市の最高気温は27.9度、西表島では12月の観測史上最高の29,4度を記録した。きょう4日、宮崎市で予想最高25度になれば12月としては128年ぶり、札幌市の予想が15度になれば観測史上初となる。一体、何が起きているのか。

   気象予報士の天達武史によると、ポイントは南海上の高気圧だ。太平洋高気圧は通常は夏にやってくるが、それが今、日本のすぐ近くに流れ込んでおり、沖縄から北海道に広がり、全国的に気温が上がるという。

   キャスターの伊藤利尋「服装はどうですか」

   天達「宮崎では半袖でいいでしょうが、関東、東京も一枚羽織ればOKでしょう」

   高気圧が東へ移動すると、今度は冬将軍の本陣がやってくる。日本海では初雪のラッシュになり、週末にも積もりそうだという。服装もマフラー、コートが必要になる。

   天達は「今週は、前半は半袖の陽気ですが、週末にかけてはなんとコートの出番。とにかく気温が乱高下しそうなんです。ジェットコースターのような気温変化になりますね」と注意を呼び掛けた。