2018年 12月 19日 (水)

<忘却のサチコ>
深夜の「おいしい幸せオーラ」たまらん!高畑充希の仕事完璧女と男逃げられ食欲女の落差が楽しい

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   完璧な仕事ぶりから、「鉄の女」と呼ばれるスーパー文芸編集者・サチコを、高畑充希が「きびきびキチキチ」演じる。かたときも崩れない敬語、とにかく一本気で、オブラートに包まない物言いには上司も恐れをなすが、その愛は本物だ。ド級の堅物だが、筋の通った「私は読者である前に編集者です!」という姿勢で、大物作家からも指名がヒキも切らない。

   そんな切れ者のルックスはというと、眉の上でまっすぐに鋏を入れた厚めのぱっつん前髪に、鎖骨下丈のサラサラストレート。赤ちゃんのようなツルツル肌に、うっすら血色感が透ける頬に、くっきりパッチリすぎる二重瞼がとにかく可愛い。コンディションの良い高畑充希を毎週拝めるというだけで、チャンネルを合わせる価値がある。

ピロシキ、ボルシチ、ビーフストロガノフで癒される傷心

   そんなサチコのプライベートは、乱気流に巻き込まれがちである。婚約者に結婚式当日に失踪されてからというもの、勤務中も突然の物思いにふけることが増えた。傷心を忘却させてくれるのは、感動的な「食」との出会いだけ。

   今回紹介された「食」はフランス風ロシア料理で、ラタトゥユの上に鎮座するペリメニでサワークリームの妙技に酔い、もちもち皮のピロシキに舌鼓を打つ。あっさりながら体の温まるボルシチに、満を持してのビーフストロガヌフ。

   それぞれのおいしさが饒舌に語れ、高原の「食べるって幸せ」オーラが押し寄せ、深夜にも関わらず食欲が刺激されまくりである。

   また、はからずも新たな恋の予感が芽生える展開にも、キュンキュンさせられた。深夜ならではのギャグ感とゆるさ、食事シーンと本編のバランスふくめ、ワンクールの深夜グルメものとしてはかなり完成度高いのではないか。

   ばんぶぅ

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