2019年 5月 26日 (日)

フィギュア女子で16歳の紀平梨花が優勝 ジャンプに失敗すると難易度をあげる驚くべき調整能力

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   カナダ・バンクーバーで開かれていたフィギュア・グランプリ(GP)ファイナル女子で8日(2018年12月)、紀平梨花選手(16)が平昌五輪金メダリスト、ロシアのザギトワ選手(16)を抑えて優勝した。初参加初優勝は浅田真央さん(当時15)以来の13年ぶり。勝利の秘密は驚くべき調整力にあった。

演技を続けながら、内容を修正していく

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   フリーで最後に登場した紀平は、最初のコンビネーションジャンプに失敗して手をついたが、その後、予定していたジャンプの難易度を上げ、全てクリア。見事失敗を跳ね返した。オリンピックチャンネルは、「紀平梨花が本物かどうか疑っている人はもういないだろう」と書いた。

   紀平の強みは、安定してきたトリプル・アクセル。これで高得点を重ねて、シニア転向後最初のNHK杯を獲り、以来GP3連覇。特にこのGPは、GPシリーズ上位6人で争われる最高レベルの大会。日本人3人、ロシア人3人のガチンコ対決だった。

   姉の萠絵さん(20)は「ジュニア時代は、失敗が尾を引いたんですが...」というが、今の紀平は違った。演技を続けながら、内容を修正して、失敗を取り返していったのだった。

   元五輪代表の安藤美姫さんが解説した。最初の予定していたコンビネーションは、8.00+4.20が期待されたが、失敗で、3.30になった。すると2本目の3アクセル(8.00)を3アクセル+2トーループ(8.00+1.30)に変え、さらに4回目の3ルッツ+2トーループ(5.90+1.30)を3ルッツ+3トーループ(5.90+4.20)に変え、いずれも完璧に決めた。

   安藤さんは「実は最初の失敗で3.30は低い点と思われるが、これは2アクセルの基礎点なので、他の選手は皆2アクセルだから、マイナスは大きくない」という。むしろ「練習していたことを、本番で出せるところがすごい」と。

   杉山愛(元テニス選手)「16歳で途中から対応できるって、素晴らしい。総合力が高い」

   加藤浩次(キャスター)「練習量があるからなんでしょうね」

   この大会では、ジュニアでロシア選手2人が、4回転を跳んだ。今後ジャンプの競争が一層激しくなるというのが、安藤さんの読みだった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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