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今季最強モンゴル寒気が日本列島に下りてきた! あした11日はもっと寒いよ

   青森県の八甲田山系にある酸ヶ湯(すかゆ)温泉。けさ10日(2018年12月)7時の積雪は133センチだ。小柳美江リポーターは「かまくらのような雪山は、車の上に積もった雪です」と伝える。

   天達武史(気象予報士)は「今季で一番強い寒波がやってきています。これが、ちょうどモンゴルあたりにあります」と地図を見せた。

   寒気の中心にあるモンゴルの首都ウランバートルには岸本哲也リポーターがいた。氷点下23度、市内を流れる川は完全に凍結し、体重85キロという岸本が乗ってもビクともしない。シャボン玉も地面に落ちても割れず、固まったまま転がっていく。

週半ばはポカポカ陽気だが、週末には...

   モンゴルを襲っているこの強烈な寒気の端が、日本列島にかかってきている。北海道ではすべての観測地点で8日、9日の最高気温が氷点下の真冬日となり、11センチの積雪に見舞われた新千歳空港では欠航が相次いだ。

   きびしい寒さは北海道や東北地方だけではない。関東地方でも寒さは厳しく、東武動物公園では固まって暖をとるタヌキやマントヒヒ、ヤマアラシの姿も紹介された。

   この寒さいつまで続くのか。

   天達「あす(11日)は南岸低気圧で東京も気温が下がりますが、あすの夜以降はガンと気温があがります。日本海に低気圧が発生し、南から暖気が入ってくるんです」

   この低気圧はあっという間に弱まって、週末にはまた寒波が襲来するという。

   みっちゃん