2020年 10月 25日 (日)

人生の最期、あなたは延命治療を望みますか? その日の準備を家族で話し合っていますか?

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   「人生の最期で家族が延命治療を受けるかどうか、あなたならどうしますか」という終末医療の問いかけについて考えた。

   89歳の夫が食事中に意識を失い、神奈川県の東海大学付属病院に搬送された。「のどに穴を開け、人工呼吸器をつけても、意識が戻る可能性は低い」と、妻節子さんは医師に告げられた。5年前に都内から温泉地近くに移住して来ての緊急事態に重い選択を突きつけられた。

   60年間連れ添ってきた節子さんがここで思い出したのは、夫がつけていた終活ノートだ。「葬儀は3人の家族だけで」「死後の財産分与はこうする」と記されていたが、回復が見込めない状態になった時にどうするかは、まったく書かれていなかった。結局、医師と相談して延命治療を選んだ。それがよかったか、今も答えは出ていない。

本人が延命拒否を希望しても家族が救急車を呼ぶと...

   たとえ本人が延命拒否を希望していても、いざとなると混乱することもある。近藤茂代さんの94歳の母は末期がんで、「自宅で家族に見守られていたい」と話し、近藤さんも「病院に運ばずに自宅で看とる」と約束していた。ところが、ある朝、意識のない状態で見つかると、近藤さんは動転して119番通報、救急車を呼んでしまった。

   救急隊員が心臓マッサージを始めたとき、近藤さんは搬送をやめてと隊員の腕を引っ張った。そこに主治医が駆けつけ、自宅で看とることができた。「いざとなると頭と行動が違ってしまい、死を受け入れるのをためらってしまいました」とは近藤さんの経験談だ。

   プロゴルファーの東尾理子さんは「いざという時は、私もどうなるかと思います。実際、親子で話したことがありません」という。父の元プロ野球選手、修さん(68)は「僕自身がどういう状態になるかわからないので、判断しづらい問題です」と考え込む。

   119番しながら蘇生や搬送を断るケースは去年(2017年)約2000件あった(消防庁調べ)。心臓マッサージなどの救急処置が「望まない延命治療の入り口」になることもある。修さんは「話し合ったことは全くありません。70歳近くなった自分の中では意識しているが、娘に言うタイミングがない」と語る。理子さんは「きっかけがない。遠慮もある」という。

文   あっちゃん
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