2020年 10月 25日 (日)

<生田家の朝>(日本テレビ系)
朝が楽しくなる7分のミニドラマ・・・家族のなにげない会話で笑いを誘い、オチもあるバカリズムの脚本お見事

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   日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」(月~金あさ5時50分)で10日(2018年12月)から始まった2週間限定の朝ドラマで、日テレ開局65周年で立ち上げた「朝ドラマ制作プロジェクト」から生まれたものだ。企画・プロデュース・主題歌を福山雅治、脚本は向田邦子賞受賞のバカリズムが担当している。

   ドラマのテーマは「どこにでもいるフツーの家族の朝」。少年のような心を持つ優しいパパ浩介(ユースケ・サンタマリア)、サバサバした性格のママ早苗(尾野真千子)と、生真面目な長女の美菜(関谷瑠紀)、マイペースな長男の悟(鳥越壮真)が家族である。

念願のマイホームに引っ越したのに・・・夢とちょっと違った現実

   念願のマイホームに引っ越して数か月というところか。生田家のリビングが舞台の1シチュエーション会話劇で、朝食を食べながらの「無味無臭の会話こそ平和の象徴」などと心の中で呟くパパが気がかりなのは、「ダイニングテーブル使ってない問題」だった。

   パパはテレビドラマに出てくるような家庭に憧れていて、引っ越しを機に、欅のあたたかみのあるダイニングテーブルを新調した。ところが、誰もそこで食事をせず、前の家から持ってきたこたつをメインにしていることに納得がいかない。しかも、ダイニングテーブルには筆記用具が入った海苔の缶や、食べかけのお菓子が雑然と置かれている。

   「ソファーもほぼ死んでいる問題」もある。こちらも新調したのに、気がつけばヘンなシールが貼られている。さらにさらに、気が付けば、ほかにも、朝からジュースやコーンスープが飲めると買ったミキサーは、洗うのが面倒と1週間で使わなくなった。ドラマのような生活に憧れていたのにと、パパは現実との違いを嘆く。

   割り切れぬ気持のまま、出掛けようとすると、玄関でママの行ってらっしゃいのチューが濃厚かつ情熱的! こっちは「ドラマをはるかに凌駕していた」というオチ。

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