2020年 11月 28日 (土)

ゴーン取り調べ東京地検特捜部長の怪気炎!「領事や弁護士は面会するしで大変なんだよ」

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パリは燃えている!日本でも「富裕層・大企業優遇」怒れ

   作家・百田尚樹の「日本国紀」(幻冬舎)が、間違いとコピペだらけだと大変な批判を受けている。私は未読だし、読もうとも思わないが、彼の作家としての資質は、やしきたかじんの最後の妻のことを書いた「殉愛」(幻冬舎)を読めばわかる。

   妻の側の話を真に受けて一方的に書いたため、たかじんの長女や元マネージャーから訴えられ、次々に敗訴している。

   対照的な本を紹介しよう。元朝日新聞記者の角幡唯介は、冒険とは「脱システム」だと喝破し、北極圏最北の村・シオラパルクから、4か月も太陽が顔を出さない極夜の地を旅することで、われわれに教えてくれた。

   それは「極夜行」(文藝春秋)としてまとめられ、本屋大賞第1回ノンフィクション賞を受賞する。ここ10年で最高のノンフィクションだと思う。ぜひご一読を。

   フランスではマクロン大統領が打ち出した燃料税導入が発端となり、「黄色いベスト運動」が吹き荒れている。富裕層ばかり優遇する政策に地方の低賃金労働者たちが立ちあがって、パリは燃え上がり、マクロンもついに燃料税の引き上げは来年いっぱい行わないといわざるを得なくなった。

   だが、この運動はマクロンの支持率を低下させてはいるが、倒すところまではいかないだろうと、ニューズウイーク日本版が特集している。なぜなら、運動を主導する人々は、右派とも左派とも距離を置いていて、支持率が上昇した政党はないからだという。

   また、<マクロンは、多くの有権者が弱いEUを求めるなかで、強いEUを模索している。ナショナリズムが台頭するなかで、多国間主義を断固として支持し、反移民主義を認めようとしない>マクロンは、リベラルな普遍主義と保守的なナショナリズムのどちらでもない中道が示される可能性があるとして、彼は生き残ると見ている。

   それにしても、同じように富裕層や大企業優先の政策をとる日本で、こうした運動が起きないのはなぜなのだろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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