2019年 10月 18日 (金)

レジェンド・高橋大輔の技の細部には素人ではわからない部分がある
<全日本フィギュアスケート選手権 2018 男子フリー>(フジテレビ系)

印刷
建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   「オッサンなんかには負けるものか」とあからさまに敵愾心むき出しで、宇野昌磨が気迫の演技に高得点を出した後に登場した高橋大輔は、最初から顔の表情に精彩がなかった。いつもの生き生きした身のこなしも消え、何となくかったるそうだった。「失敗するな」と見ていると、案の定、4回転が3回転になり、画面左上の採点表の技ごとの色分けに、緑ではなく黄色や赤の失敗色が頻繁に出る。
   本人も終わった直後の顔は引きつり笑いのように見え、大勢の大輔フアンの拍手は宇野昌磨より多いが、大歓声ではなかった。ところが、である。キス&クライに座った大輔が採点表を見て、「マジ?」「えっ?」と大層驚いた。見ているこちら側もびっくり仰天である。なんと2位である。横のコーチだけが当然という表情だった。
   なるほど、と筆者は思った。つまりどういう事かといえば、高橋大輔のスケート技術は細部の至る所で、素人にはわからない完璧な技術が伴っているのだ。だから、ジャンプにミスがあっても、ちょっとやそっとでは崩壊しない、分厚いベースがあるという事であろう。まさにレジェンドというに相応しいスケーターである。

グランプリファイナルで6位止まりだったがボロノフも高年齢で、皇帝プルシェンコも1度はカムバックしてきた。低年齢のガキスケーターばかりが、ぴょんぴょん跳んでもつまらない。高橋大輔よ、海外は辞退したが、これからも競技会には登場してもらいたい。(放送2018年12月24日19時~)

(黄蘭)

採点:1
お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中