2019年 1月 22日 (火)

実業団に比べて遙かに面白い箱根駅伝。正月の優良コンテンツの面目躍如
<第95回東京箱根間往復大学駅伝>(日本テレビ系)

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   開始前から「青山学院大学の5連覇なるか」とかしましくいわれて、面白くなかった。近頃、青学の原監督がすっかりコメンテーター気取りで情報番組に出まくっていて、「いつの間にそんなに偉くなったのか」と突っ込みたくなっていた。本当か嘘か知らないが、原監督は参議院議員選挙に出馬するとかしないとか。錯覚男である。

   一時、青学がトップに躍り出て、解説陣(瀬古利彦ら)も既成事実のように青学を持ち上げるので、不愉快であったが、東洋大学4区の選手が素晴らしい走りで往路優勝した。筆者の応援チームは遙かに下の方なので、復路も東洋大学を応援するかもしれない。

   1月1日の「ニューイヤー駅伝2019第63回全日本実業団対抗駅伝競走大会」(TBS系)と比較すると雲泥の差で箱根が面白いのだ。まず地形。日本晴れにピカピカしている東海の海岸沿いを走る。5区の山登りは「老舗の富士屋ホテルが改装中だ」とか、「雪がチラチラ降ってきた」とか、誰でも知っている箱根路の風景がノスタルジアを掻き立てる。ほとんど平地を走る実業団の方はつまらなく平凡。

   関西の人たちは箱根駅伝は関東ばかりで面白くないと不満を述べているそうだが、大学生は全国から来ているのだから問題なし。選手たちのレベルが高いので、昔のようにゴボウ抜きというスリルは減ったと思うが、それでも、意外なデッドヒートは見られる。例年の視聴率が示すように、正月休みの最も優良なコンテンツである。(放送2019年1月2日7時~)

   (黄蘭)

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