2020年 1月 20日 (月)

阪神・淡路大震災から24年・・・つらい体験をバネに心が成長!最新研究でわかってきた「PTG」

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災害対策呼び掛けるのが自分の役目と意識変化

   いま勤務している病院で、涙を流しながら黙祷していた水谷さんに、隣にいた看護師が「先生、ここは頭と心臓の病院やから、地震があっても(けが人は)誰も来うへんわ」と言った。

   水谷さんは「ちょっと待って、それは違うよ」と思った。「病院と名の付くところには、みんな何かあったら殺到するし、いくらこの病院が坂の上やからといって、人が来ないなんてことはありえない。被災地の中と周辺ではこんなに温度差があるんやというのをまざまざと感じた瞬間ですね」と話す。

   水谷さんは病院のスタッフを集めて震災発生当日の映像を見せ、初めて自分の経験を語った。災害対策を頑張ろうと意識が変わったスタッフが多かったという。

   以来、水谷さんは100回以上講演を行ってきた。当時を思い出すのは今も大きな心の負担になっているというが、強い使命感に突き動かされている。「東日本(大震災)が起き、熊本(地震)が起き、北海道(地震)が起き、やっぱり人が亡くなって、家が壊れてブルーシートを張って、避難所はぐちゃぐちゃで、23年前とまだ変わっていないかという思いがあるので、『ちょっと備えてくださいね』と伝える活動をするのが自分の役目なんかなと思います」と語った。

文   ピコ花子
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