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海老蔵、メディアに要望 「團十郎」は「団」でなく「團」の字を

   歌舞伎俳優の市川海老蔵が15日(2019年1月)にブログを更新し、「團十郎」の表記に関してメディアへの要望を述べた。

   東京・歌舞伎座で14日開いた会見で、20年に「十三代目市川團十郎白猿」を襲名すると発表していた海老蔵。今回「すみません、」と題されたブログでは、

「私はまだ海老蔵で御座いますが、よく記事で團十郎を団十郎と書いてありますが、出来れば團十郎という團の字を使って頂きたいと思っています。よろしくお願いします」

と、「團十郎」の團の字は旧字体で表記するよう求めた。

   市川團十郎とその一門の屋号である成田屋の公式サイトによると、初代團十郎は1660年の生まれ。3世紀以上に渡って受け継がれている。

   ブログを見たファンからは、

「本当にそうですね!自分の名前の字は大事ですね。代々受け継いでいる名前ですから、尚更のことだと思います。」
「私も本当に、違和感を感じます。團十郎は、伝統的な...重圧のかかるお名前ですし...団十郎ではなくきちっと團十郎と書いて欲しかったです。」
「そうですよね。大切なお名前なので「團」の字を使うのが当然だと思います。」

など、歌舞伎界の大名跡を継ぐ市川の強い思いを感じたようだ。