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朝ドラ「まんぷく」ついに萬平に即席メンの閃きが! ヤマ場なのにドン引きした人が多いワケは?

   NHK連続テレビ小説「まんぷく」の22日(2019年1月)放送は、ついにヤマ場を迎えた。脱税容疑による逮捕拘留、信用金庫理事長に就任、辞任...と山あり谷ありの脇道が続いていたが、無職になっていた萬平(長谷川博己)に、ドラマ本来の道である「即席メン」開発のアイデアが稲妻のようにひらめいたのだ。

   さあ、これから面白くなるぞ、と思いきや、インターネット上では「がっかりした」「アレはないよ」というドン引きの声が殺到している。ネタバレになるので詳しくは書かないが、食事中の萬平は、「一番大変なのは、毎日の食事を考えること」という福子(安藤サクラ)の言葉を聞き、「そうだ、ラーメンだ」と、いきなりひらめくのである。そして、またアノ人が現れる......。

咲姉さんの幽霊はもうやめて!

   ネット上で批判が殺到したのは、アノ人、咲子の幽霊の登場だ。

   「忘れた頃の咲姉ちゃんの幽霊登場! しかもご丁寧に華やかな晴れ着まで着た幽霊とは? 萬平がラーメン作りを閃いた夜...福子は頭掻き掻き寝ていたら現れた幽霊。福子の心の迷いを表したかったのか? それにしても陳腐すぎる」

   「咲姉ちゃんの幽霊なんていらないんだよ。究極のマネジメント能力を発揮しているのは姉ちゃんの幽霊だけか。ターニングポイントで必ず現れて指示する。福子が本音を言えるのは、旦那ではなく、母親でもなく、姉でもなく、敏子でもなく、幽霊だけなのか」

   「昨日で少し良くなる兆しが見えたのに、肝心なとこを幽霊に代弁させるとは?」

   次に疑問の声が多かったのは、昭和30年代初めの無職一家にしては、豪華すぎる家に住み、高そうな服を着ている点だ。

無職一家なのに家と服が豪華すぎ!

   「3種の神器の前に、あの時代に風呂付きの家かいっ! 銭湯行けよっ! お風呂屋さんの前で萬平と源が寒そうに足踏みをし、福子と幸が『お待たせ~』『遅いよ~、もう冷えちゃったじゃないかぁ』『じゃ、ラーメンでも食べて帰る?』『わーい!』。冬の夜空を見上げながら家族で、屋台のラーメン屋さんで2杯のラーメンを分け合う。福子『こんな美味しいラーメン、お家でも食べられたらいいですねぇ』。ここで萬平、ひらめきーの!でしょ」

   「食べることが大事と言って、なんでラーメンになるのか。現代の栄養知識を考えるとつながらないです。お腹ふくれればいいという話でもなさそうですし、福子も貧乏と言っても綺麗にツヤツヤ髪をカールさせて、嘘くさい」

   「福子の家族が全財産をほぼ失ったという設定、食卓だけは確かに質素だけど、服装がまるでデパートで買ってきたように高級で新品に見える。今日の福子のカーディガン、手編みというよりは機械で編んだみたい。スカートもウールとか入ってそう。もっと貧しい服装にすればいいのに!」

   そして、そもそもの疑問が次の点だ。

   「普通に家でご飯を食べている時に唐突に『そうだ、ラーメンだ!ラーメン!』と叫ぶのは違和感があった。梅干しときんぴらが乗った食べかけの冷めたご飯がかわいそうになった。ラーメン屋さんで食べていて、この味を家で食べられたらなあ、と思う方が自然。実際百福さんはこんな風に思いついたのでしょうか。百福さんも幽霊のお告げでラーメン作ったの?」(テレビウォッチ編集部)