きょう24日(2019年1月)に行なわれたテニス全豪オープン準決勝で、大坂なおみ選手はチェコのカロリナ・プリスコバと対戦して、6-2、4-6、6-4で勝ち、全豪シングルスで日本選手として初めて決勝に進出した。26日の決勝では、世界ランキング6位のチェコのペトラ・クビトバと対戦する。
きのうはエリナ・スビトリナ(ウクライナ)をセットカウント2-0、わずか72分間で破っている。
司会の国分太一「あっという間でしたよね。日本人がテニスで世界を驚かせる時代がきました」
大坂の成長について、元プロテニス協会理事長の佐藤直子さんは「レシーブの位置」をあげる。ファーストサーブには、他の選手より2歩前のほぼライン上、セカンドサーブには完全にコート内に入って受けることで、相手はボールがすぐに返される感じがしてしまうという。
持ち前の高速サーブに加えて、トスの角度を変えるなどして、スライスやカーブをかける多彩な技を身につけた。ラケットのストリング(ガット)をより強い糸に替えて威力を増し、体重を10キロ減らしたことも体のキレをよくした。
さらに、佐藤さんは「精神面でもすごく成長しました」という。大会前に大坂は「私の精神力は3歳児ぐらい」と自ら語ったが、ベスト4進出決定後は「1年成長して4歳児かな」とユーモアを交えて答えた。ミスにも自分をコントロールしていた。
司会の真矢ミキ「冷静にプレーしようという気持ちがすばらしいですね」
石井大裕アナ「普通ならプレッシャーを感じる試合にも、心の成長がありました」