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揚げ物で溜まる老化物質「AGE」肌たるみ、糖尿病、心臓病、がんの元凶!調理ひと工夫で減らす

   からだを作っているたんぱく質と食べ物の糖が体内で結びつくと、「AGE」という老化物質ができる。肌や内臓が老化するだけでなく、糖尿病、心臓病、がんなどの病気になりやすくなるという。AGEが多い人は多くない人に比べて死亡リスクが5倍にもなるのだ。

   どうしたら増やさないようにできるのか。

トンカツはレモン汁に1時間浸けこみ

   AGEは体内で作られるだけではなく、食べ物にも含まれている。代表的なものがトンカツやインスタントラーメンなど、高温の油で揚げる食べ物だ。

   調理温度が高くなると、食材の中の糖とたんぱく質がくっつきやすくなり、AGEが増えるのだ。料理家のタカコナカムラさんが、AGEの量を減らすトンカツの作り方を伝授した。

   豚肉にまずレモン汁をかけて1時間ほど漬けておく。レモンに含まれるクエン酸がたんぱく質と糖がくっつくのを抑え、AGEを作りにくくしてくれるという。レモン汁に漬けるだけで、普段のトンカツと比べてAGEが35%もカットできる。レモン汁がなければお酢でもOKだ。

   あとは衣をつけて油で揚げるだけ。

   馬場典子リポーター「さっぱりしています。レモンの風味があるけれど、酸っぱくはない。爽やかな香りがします。おいしいです」

   AGEを体内で増やさない食材としては、きのこ類、ブロッコリースプラウトなどがある。