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韓国のレジェンド囲碁棋士が舌を巻いた仲邑菫の強さ!「自分の9歳の時よりうまい」

   4月(2019年)に最年少のプロ棋士となる小学4年生の仲邑菫さん(9歳)がきのう30日(2019年1月)、韓国で伝説の棋士と呼ばれる曺薫鉉九段(65)に挑戦した。曺九段は通算1949勝で、現職の国会議員だ。

   菫さんは椅子に座ると足が床につかず、対局の開始直前に「足、ぶらぶらしないでね」と母親の幸さんから注意されるとムッとした表情を見せ、靴を脱いで椅子の上に正座して臨んだ。

   菫さんが考えながら一手を打つと、曺九段は間、髪入れず次の手を打つという展開で、1時間の対局の末、悔しい敗戦となった。曺九段は「当時の自分よりも、菫さんの方が上手だと思います」と舌を巻いた。

早くも大物の貫録

   モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「負けるといつも泣いていた、卓球の福原愛ちゃんに通じる負けず嫌いを感じますね」

   下川美奈(日本テレビ解説委員)「レジェンドたちとこの年で対局する度胸と経験が、今後生かされるだろうなと思います。大物感が満載ですね」

   坂口孝則(経営コンサルタント)「藤井聡太さんや加藤一二三さんといったスーパースターが出ている将棋界に比べて、囲碁界はこの20年間でやる人が200万人減っていると言われています。仲邑さんがアイコンとなってやる人が増えてくれば、囲碁界にとってもいいニュースです」