2019年 7月 22日 (月)

「嵐」活動休止で決定的になったジャニーズ帝国崩壊!アラフォー男たちに恋愛禁止なんて・・・そりゃ無理だろ

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   きょう31日(2019年1月)発売の週刊文春、週刊新潮(ともに2月7日号)には、「嵐解散でジャニーズ帝国崩壊」の見出しが躍るに違いないと思っていたが、予想に反して、週刊文春は「嵐を崩壊させた大野『屈辱謝罪』と二宮"匂わせ婚"」というタイトルで、記事中の見出しに「ジャニーズはもってあと五年」とあるだけ。週刊新潮は触れてもいない。週刊新潮はこの話題よりも「小室圭の釈明文書」のほうに気があるようだ。

   週刊文春は、リーダーの大野の持つキャラクターが活動休止(私は実質的な解散だと思う)を招いたとみている。大野の知人が、彼は目立つのが好きなタイプではなく、芸能人には向いていなかった、「アイドルであり続けることに"疲れた"というのが彼の偽らざる本音」だと話す。

   もともと、大野は得意なダンスを極めたいというのが目標で、ジャニー喜多川が大野の歌とダンスの才能を見出し、嵐のメンバーに加えることを決めた後も、どうやって逃げ出そうかと考え続けていたそうだ。

   大野は絵を描きたいという夢があり、以前、自作アートの個展を開いた時、1000万円近いギャラが振り込まれたことを自慢していたという。

   大野も10歳年下の元女優と交際していることがフライデーで報じられたりと、女性との噂があったが、事務所側は結婚はもちろん、交際していることさえ彼に否定させてきた。

   二宮和也も元キャスターの伊藤綾子との熱愛が報じられた。周囲は反対したが、週刊文春は昨年(2018年)、2人が南の島で婚前旅行を楽しんでいたことを報じ、「二宮君が彼女と結婚したがっていることは事務所では周知の事実です」(二宮を知る元タレント)と報じた。

   だが、藤島ジュリー景子副社長は、解散でもしなければ結婚は許さないという方針で、二宮は絶望し、「もう待てない」といい出してメンバーと険悪な関係になったこともあったという。

   櫻井翔もテレ朝の小川彩佳との結婚を真剣に考えていたのだが、事務所の反対で交際が進展しないため、連日連夜、酒に溺れていたこともあったそうだ。アラフォーの男たちを恋愛禁止で縛るという事務所のやり方への憤懣が、解散への引き金の一つになったことは間違いないのだろう。

   独立計画がとん挫したSMAPがテレビでやらされた謝罪会見は、「公開処刑」のようだといわれた。今回の嵐の会見が和気藹々に見えたのは、アイドルという呪縛から逃れられる、自由に恋愛できるという開放感があったからではないか。

   ジャニー喜多川が嵐解散について聞かれ、「昔は、嵐くらいの年齢で歌ったり踊ったりすると笑われたものです」と答えている。今でも、アラフォーの5人が若作りをして歌い踊る姿は、私には異様に見える。

   解散後、大野以外にピンで活躍できるのは、俳優として需要がある二宮のほかはいないと見られているようだ。

   しかし、一番厳しいのは、年間売り上が300億円に達すると見られる超ドル箱がいなくなるジャニーズ事務所である。嵐が解散する来年12月末までに、2000億円を稼ぐといわれるそうだ。嵐の後継には「関ジャニ∞」を猛プッシュしていて、事務所の命運は彼らにかかっているそうだが、SMAPや嵐の穴を埋めることは難しいだろう。

   永遠に回転していくように思えたジャニーズ商法だったが、そうはいかなくなったのは、アイドルを見出す"天才"だったジャニー喜多川の衰えが最大の要因だと、私は思う。彼の特殊な感覚は、若さが失われるとともに鋭敏ではなくなってしまったのだ。

   私は芸能記者でもなければ、ジャニーズ・ウォッチャーでもないが、たのきんトリオの時代から、いろいろな因縁があって、この事務所を見続けてきた。ついにこの日が来たかと、感慨深いものがある。

プーチンに媚びる安倍対ロ外交――平和条約と引き換えに北方領土はよくて2島

   ようやく国会が始まったが、毎度おなじみの安倍首相の謝罪と論点はずしの答弁が続いている。週刊文春は「偽りだらけ安倍晋三」として、まず、日露首脳会談を上げる。プーチン大統領が訪日したのは1回だけで、安倍は10回も訪露しているのは、ロシアに媚びている外交だと難じ、こうしたやり方がロシア側をつけ上がらせたという。

   北方領土四島を返せといい続けてきたのに、ここへきて、平和条約締結を目指す、二島返還でもといい換えてきたのは、佐瀬昌盛防衛大学名誉教授によると、<「安倍さんは『(21年9月までの)任期内で歴史に名を残さなければ』と功を焦っているように映ります。二島を取り戻し、残る二島は経済交流でお茶を濁す"二島プラスアルファ"という案もあると聞きます。国際政治の場では一度降りた電車には二度と乗れない。一度合意してしまえば、それ以上のものは望めないのです」>

   また厚生労働省の統計不正問題が浮上した。勤労統計を昨年1月(2018年)に算出方法を変えていたのに、変更前と単純比較していたため、旧来のものより数値が高く出ることになった。昨年6月に名目賃金が前年同月比で3.6%増を記録したと速報したが、安倍首相にとって都合のいいデータにするために、不正を行ったのではないかと見られているのである。

   週刊文春によると、安倍首相はもともと厚労族だが、次官候補といわれていた香取照幸がGPIF改革を巡り、安倍のお小姓の塩崎恭久と激しく対立したため、小国の大使に出されてしまった。「以来、厚労省に"物言う官僚"は現れず、官邸にすり寄った二田一男氏や蒲原基道氏らが次官になったのです」(厚労省幹部)。その結果、彼らの時代に不祥事が続発したというのである。

   腐臭漂う安倍政権だが、立憲民主党を筆頭とする野党にも、この政権を何が何でも追い落としてやるという気概を感じない。

橋下徹いいこと言うじゃん!「消費税はすべて住民サービスに回せ」久しぶりに傾聴

   週刊朝日の橋下徹と田原総一朗の対談がおもしろい。橋下は、「野党が弱くなった理由の一つとして、僕はメディアの責任、政治批評の責任があると思っています」といきなり喧嘩を売る。

   橋下によると、「政治というのは比較優位の選択の世界。比較してどちらのほうがよりマシかという選択なんです」。しかし今の政治批評は問題点をあげつらうばかりで、選択肢が提示されてないじゃないかと、田原に迫る。

   外国人受け入れについても、田原はこれからはAIなどの発達でおそらく労働者は余ると見るが、橋下は日本の人口はやがて7000万人くらいになるから、その人口を前提とした政策をやらなければいけないし、そこに外国人をどれくらい日本のメンバーとして加えるのかという提案をするべきだという。

   田原は「一番の問題は、日本国民の大多数が政治に関心を持っていないことだよ」というが、橋下は「それは国民を馬鹿にしていますよ」と反論し、「国民はモリカケ問題に対し、怒り、不満を持っている。だからといって政権交代の話じゃないと賢明に判断していますよ」と指摘する。

   消費税増税について。田原はやるべきだというが、橋下は、「こんな状況で消費税を上げるなんて、国民は受け入れられないです」と否定する。続けて、「消費税を所得の再配分である社会保障に使うというのは、根本的に理論が間違っています。金持ちからお金をとって弱者に渡さないと。

   分配は所得税のほうを累進課税でやるべきです。消費税は住民サービスを受ける対価としての応益税。これは地方自治体の財源にすべきであって、そういう意味で社会保障に使うために消費税を増税することには反対です」という。

   沖縄問題でもこのようにいっている。「沖縄の喧嘩のやり方の迫力不足。今度の住民投票で辺野古移設の賛否を問うなんてしょうもないことはダメ。それは玉城(デニー)さんが知事選で勝って既に移設反対の意思が示されたわけですから。僕はいっそのこと『沖縄の独立』『中国の公船を沖縄の港に入れる』『沖縄に中国の拠点を作る』ことを問う住民投票にしたらいいと思う。これぐらいやって初めて政府や本土の人間もビビるでしょ」

   野党が強くなる方策として、「自民党は一言で言えば、古き良き日本というものを絶対視する。そうであれば、野党はもう一つの選択肢として、未来志向の日本というものをどんどん打ち出していく。同性婚、事実婚、夫婦別姓などでも、昔ながらの家族観に縛られない新しい選択肢を示していく」

   失礼だが、田原よりも論旨がハッキリしていて、聴くべきところが多々ある。これを読む限り、橋下徹は次の参院選か衆議院選には出てくるな。

小室圭・代理人弁護士「結婚の意思変っていないし、眞子さんからも『それは違う』と聞いていない」

   小室圭が公開した文書を巡って、これでもう眞子との結婚はない、いや、これは圭の決意表明だと喧しい。

   週刊新潮は、この文書に対して、秋篠宮紀子さんは「今さら何でしょうか。遅すぎます」「内容も、よく意味がわかりません」と憮然としていたと報じている。さらに、この文書は小室母子による秋篠宮家分断工作ではないか、眞子さまのお気持ちを掴んでいる限りは何とかなるという小室の胸中が見てとれると、手厳しい。

   週刊文春はどうか。ここでは小室の代理人を務めている上芝直史弁護士が、かなり長くインタビューに答えている。この文書は、元婚約者にむけたものでも、反論でもないのに、メディアによって「完全に誤読」されているという。

   昨年11月に秋篠宮のいった「相応の対応」へのすべてではないが、その一環だそうだ。したがって、今後、元婚約者との間で互いに納得ができれば、結婚へ向けてハードルが下がると認識していると話す。

   眞子さんはこの件を知っているのかという問いには、「眞子さんは、圭さんが発表した文書の存在と内容、そしてこうした形(マスコミを通じて)で、皆さんにお届けするというのを知っていらっしゃった」

   結婚の意志については、「小室さんは少なくとも『結婚する』という意思は変わっていないし、眞子さんから『それは違う』ということも聞いていない」

   文書の内容、文面については、眞子さんと同意があったということ。これを秋篠宮と紀子さんに伝えていたかどうかは、断定できないが、私は何らかの形で伝えていたと見る。

   いくつかの週刊誌報道では、元婚約者には「解決金」というような名目で、圭さんの大学の入学金や留学費用など約300万円程度を支払うのではないかといわれる。

   これに対して元婚約者は、金銭トラブルの発端を作った週刊女性でこう話している。「本音は全額を返金してほしいですが、最悪、生活費は諦めてもいいと思っています。ただ、ICUの入学金と授業料、アメリカ留学費用、アナウンススクールにかかった費用は、小室家が生活をしていくのに関係のないお金なので、必ず返してほしいです。

   お金を返してもらえるなら、例えば"和解金"という名目などでも納得して、この件は打ち止めでかまいません。

   少なくとも、相手側は1歩踏み出してきたし、私も弁護士と相談しながら今後、協議を進めていくつもりです」

   いろいろいわれるが、まずは解決へ一歩踏み出したことは間違いない。

盛田昭夫の建立「ソニー神社」取り壊してたたりないか?宮司は提訴

   週刊現代に、ソニーの創業者・盛田昭夫が生前作った「ソニー神社」が、今の経営陣によって取り壊されたという話が載っている。盛田はトランジスタラジオやウォークマンなどの生みの親で、ソニーを大会社にした功労者である。

   先日、名古屋に行った帰り、駅前のビルの上にある高級居酒屋へ寄った。そこで「盛田」なる酒を初めて呑んだ。うまい酒だった。そこのパンフレットを見ると、これは盛田という造り酒屋が作っているとある。そうかと思い出した。盛田は愛知県の造り酒屋の出であった。昔、何度か会った盛田を偲んで、何杯か杯を重ねた。

   彼が1993年にソニーの本社の敷地内に神社を建立した。相次ぐ社員の病気や事故が起きたため、御霊を鎮めるためだったという。向こう200年にわたり、この神殿の造営地として使用するため、大国主大神に捧げる「買地券」として、金小判30枚、銀小判51枚が埋蔵されたと、地鎮祭で盛田の介添え役を務めた常陸国出雲大社の高橋正宣宮司(71)が話している。盛田直筆の「大願意」という文章も収められたそうだ。この神社の祭祀を25年間にわたって任されてきたのだという。

   その神社が昨年4月に、ソニーの手によって解体され、更地にされてしまったというのである。現在、高橋と常陸国出雲大社は「債務不履行、宗教的人格権の侵害」を主張して、裁判を起こしているそうだ。

   ソニー側は、神殿は取り壊したのではなく、港区港南の新本社に移設したのだといっている。どちらにしても、鎮護した怨霊が解き放たれぬよう、穏便に収めたほうがいいと思うが。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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